2019/11/12に香港を訪れました。第15話目。
この旅行記はシリーズ記事になっています。目次はこちらから。
ちょうど「逃亡犯条例」改定に抗議するデモが続いている時期であり、混乱のさなかでした。
観光客が訪れるには危険なところもあるんだとは思いますが、昼間の香港はおおむね平和でした。
デモや暴動を直接見ることはありませんでした。
しかし、連日の破壊活動の痕跡を街中のいたるところに見つけることができましたので、ここに掲載します。
当日の暴動の様子がテレビに映し出されていた
当日の朝、中国の深圳(深セン)側から香港に入り、そして香港で朝食を食べたのですが、その最中にもテレビで暴動の様子が中継されていました。地下鉄(香港MTR)の駅が破壊されたとのことで、鉄道が運休になっていました。
僕はバスで中国から香港に入ったので気が付きませんでしたが、バスは満席でした。きっと鉄道をあきらめてバスを使った市民がたくさん乗っていたのでしょうね。
僕はバスで中国から香港に入ったので気が付きませんでしたが、バスは満席でした。きっと鉄道をあきらめてバスを使った市民がたくさん乗っていたのでしょうね。
街中の破壊の跡を見て歩く
中国系の銀行がやられてるみたいで、板で囲って武装していました。
閉鎖になっている地下鉄の駅もあり。MTR(香港地下鉄)の旺角(Monkok)駅は終日利用できない状態でした。
入口が塞がれていたり、なにか燃えたり焦げたあとのようなものもあり。
閉鎖になっている地下鉄の駅もあり。MTR(香港地下鉄)の旺角(Monkok)駅は終日利用できない状態でした。
入口が塞がれていたり、なにか燃えたり焦げたあとのようなものもあり。
道路が使用不能に
バスが何台も走っている、という写真のように見えますが、これすべて止まってるんです。
すべてパンクして動けなくなってる。
彌敦道(Nathan Rd)と呼ばれる、香港の南北の大通りなんですが、旺角(Monkok)と油麻地(Yau Ma Tei)駅の間でこのように道をふさぐ形でバスが立ち往生してる。
彌敦道(Nathan Rd)と呼ばれる、香港の南北の大通りなんですが、旺角(Monkok)と油麻地(Yau Ma Tei)駅の間でこのように道をふさぐ形でバスが立ち往生してる。
アーマード吉野家
香港にある吉野家ですが、過激派デモ隊の勇武派に狙われるのでこのように板で武装しています。これでも中はちゃんと通常営業してます。
なぜデモ隊に狙われるようになったか? デモ隊に加担していた店員を解雇したからだと言われています。
こうやって武装した吉野家を「アーマード吉野家」とか「鋼鉄吉野家」とか呼んでるみたいです。
吉野家は香港に数件あります。
香港にある吉野家店舗マップです。
旺角(Mongkok)のちょっと東側にある「4」の店舗に行きました。
アプリはOpenRiceを使いました。
食べログみたいなやつです。香港のレストランを検索するには便利だと思います。日本語表示もできます。
旺角(Mongkok)のちょっと東側にある「4」の店舗に行きました。
アプリはOpenRiceを使いました。
食べログみたいなやつです。香港のレストランを検索するには便利だと思います。日本語表示もできます。
飛行場へ向かう列車からの車窓は美しかった
足早に香港中心部をあとにして、空港へ向かったのですが、暴動の跡がウソみたいに途中の景色は良かったです。
地下鉄は人が少なめだったかな。そりゃこんな騒動があると出歩く人も少なくなりますね。 空港では警官が検問してました。パスポートと航空券を持っていないと中に入れない感じでした。
空港も以前にデモ隊による占拠があったので、入場規制がされてるんですね。
地下鉄は人が少なめだったかな。そりゃこんな騒動があると出歩く人も少なくなりますね。 空港では警官が検問してました。パスポートと航空券を持っていないと中に入れない感じでした。
空港も以前にデモ隊による占拠があったので、入場規制がされてるんですね。
第15話おわり
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第10話
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