作者:上村崇 フリーランスのIT系エンジニア
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中国・西安観光 貴重な歴史遺産を展示する陝西歴史博物館(陕西历史博物馆)


2019/11に中国・西安を旅行した時の記事です。第5話目。
この旅行記はシリーズ記事になっています。目次はこちらから。


4日目は雨の日だったので、屋内観光をしました。

大雁塔の近くにある、陝西歴史博物館(陕西历史博物馆)です。
泊まってた民泊の人におすすめされたので行ってみました。
西安地下鉄2号線、3号線の小寨駅から東に歩いて行けます。



開館情報

3月15日-11月14日 8:30-18:00
11月15日-3月14日 9:00-17:30
入場は1時間30分前まで
月曜定休

入場料ですが、
午前中は3000枚、午後3000枚の入場無料券があるそうです。無くなり次第終了。

僕が訪れたのは13:30ごろだったのですが、この無料枠の恩恵にあずかれたのかそうでなかったのかはっきりしませんでした。
というのは、博物館内に「大唐遺宝展」(30元)というのがあって、そのチケット購入が必須だったのです。
それを含めて無料ということなのか、入館は無料になったけれど大唐遺宝展は別で30元必要ということなのかはっきりしませんでした。

僕ら外国人は外国人用受付でパスポートを提示してなにやら登録してもらいました。
微信(WeChat)アプリにクーポン?があるらしく、受付のおばちゃんが僕のスマホを操ってなにやらクーポンを出していました。
(本来ならば自分でやるところを、代わりにやってくれたみたい)
このページに解説があります。
Visit Notices-Shaanxi History Museum(英語)

微信で「陝西歴史博物館」で検索すると、博物館ページが出てきますので、
「我要预约」
で予約するみたいです。
でも中国語分からないので、受付の人がやってくれそうならそのままお願いしたらいいと思います。
受付でパスポートちらつかせて困った顔しているとなんとかしてくれます。
「大唐遺宝展」(30元)のチケットの売場は別の窓口で買う必要があり、これを購入して入場ゲートを通りました。
大きい荷物がある人は無料の荷物預かり所があるのでそこで預けられます。
買ったチケットを見せたら預かってくれます。
入場ゲートに向かって左側にあります。
入場ゲートをくぐったところ。
この建物が本館です。
エントランス。
ここを中心にして各展示部屋に行けますので、同伴者がいる場合の待ち合わせに便利です。
第一展厅(第一展示室)から入っていくと、石器時代など歴史の過去からさかのぼって見れます。
膨大な量の展示物がありました。
兵馬俑も置いてました。

秦の始皇帝が、中国全土の漢字や貨幣を統一した話。
始皇帝以前は漢字や貨幣が地方によってばらばらでした。
始皇帝の功績の一つと言われています。
こういうのは中国っぽい。日本には無い。
西安はシルクロードの出発点ということもあり、シルクロードの解説もありました。
「丝绸之路」=シルクロード
その道が日本まで描かれてるのが感慨深い。
遣唐使は何日もかけて日本にあらゆるものを届けてくれました。
それを現代の私は春秋航空で数時間で西安まで来てしまって…
「遣唐使に謝りたくなるレベル」というのをまさに実感します。
唐の時代かな? 人形。数が多い。
中国の世界遺産一覧。たくさんありますね。
これからも中国を旅して、珍しい景色を見てみたいです。
期間限定の展示室では、日本人写真家・富井義夫さんの写真展をやってました。
姫路城もありました。
世界遺産写真家 富井義夫
有名な人なんですね。知りませんでした。

1時間半くらい博物館に滞在しました。
ゆっくり見て回ると2時間-3時間くらいはかかると思います。
中国語が分からなくても楽しめます。
日本語通訳のガイドもいるので、ガイドさんつけてもいいかもです(有料)。

第5話終わり

2019/11 中国旅行ブログもくじ

第1話
中国・西安観光、城壁の上をサイクリング。お手軽に自転車を借りられます。
西安には一周14kmの城壁があります。
この城壁の上は登ることができて、上を歩いたりサイクリングすることができます。
第2話
行き方詳細解説:中国・西安にある恐ろしく険しい山・華山。恐怖レポート
崖っぷちの登山道がある、めちゃくちゃインスタ映えする山に登ってきました。
第3話
行き方解説:中国・西安で行くべき場所・兵馬俑(へいばよう)二千年の歴史を見よ
兵馬俑は兵士の人形が大量に埋設されている紀元前200年前の遺跡で、世界遺産にもなっています。
第4話
中国・西安で食べるべき名物料理13選を詳しく解説
西安で食べた名物をご紹介します。bianbian面がおいしかった。
第5話
中国・西安観光 貴重な歴史遺産を展示する陝西歴史博物館(陕西历史博物馆)
膨大な量の展示物がありました。兵馬俑も置いてました。
第6話
中国・西安 大衆浴場・銭湯・スパ・温泉の探し方と体験レポ
寝台列車に乗る前に体を洗っておこうと思ったので銭湯に行きました。
第7話
中国でDiDi(タクシー配車アプリ)を使ったら超絶便利だった件
タクシー配車アプリDiDi(滴滴出行)がものすごく便利でした。中国語会話必要なし。
第8話
中国・西安は両替所が無い。その他見たもの観光したもの
西安で体験したその他いろいろなことがら。
第9話
中国の鉄道の乗り方を予約から解説。長距離寝台列車に乗ってみました
西安から深圳(深セン)まで2000kmの距離を乗車しました。29時間の旅
第10話
中国・深圳(深セン)のMakerFaire Shenzhen 2019。個性あふれる出展
ハードウェア系のモノづくり、電子工作をしている人の発表の場MakerFaire Shenzhenを見てきました。
第11話
中国・深圳(深セン)で景色の良い観光お手軽ハイキングコース。南山公園
見晴らしも良く、香港も見えるし深圳の大都会も眺められるのでおすすめです。
第12話
中国・深圳(深セン)から日帰り広州旅行。広州はグルメの街だった
広州はおいしいものがいっぱいありました。深圳から電車ですぐ行けます。
第13話
中国・深圳(深セン)での民泊宿、おいしかったものなど紹介
深圳で体験したその他のものを紹介しています。図書館がすごく大きかった。
第14話
香港で食べた朝ごはん。食事の物価は日本より高い。肉片粥と即蒸鮮蝦腸粉。
中国から香港に渡りました。香港の食事は高い。
第15話
香港の現状。デモ騒動で道が破壊されていたり落書きがあったり。
観光客が訪れるには危険なところもあるんだとは思いますが、昼間の香港はおおむね平和でした。

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