作者:上村崇 フリーランスのIT系エンジニア
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中国・西安観光、城壁の上をサイクリング。お手軽に自転車を借りられます。


2019/11に中国・西安に行きました。観光した体験記の第1話目です。
この旅行記はシリーズ記事になっています。目次はこちらから。

西安城壁(西安城墙)

西安には一周14kmの城壁があります。地図でみると大したこと無い城壁に思えますが、実際に体験するとかなり大きいです。
この城壁の上は登ることができて、上を歩くことができます。
城壁は東西に長く、南北に短い長方形をしています。唐の時代の長安城を基礎にして1300年代にれんがを重ねて築かれたものだそうです。
ただし有料です。
城壁の東西南北にはそれぞれ門があり、ここから城壁に登れます。
・入場料 54元(810円)
・南門 8:00-24:00
・南門以外(北門、東門、西門) 5~10月は8:00-19:00、
11~4月は8:00-18:00
・定休日なし
※最新の営業時間についてはご自身でチェックしてください。

僕は北門(安远门)から入りました。(高徳地図)
地下鉄だと2号線の安远门(安遠門)駅から徒歩で行けます。

レンタサイクル屋で自転車を借りる

城壁を登るとレンタサイクル屋があります。ここで自転車を借ります。
城壁の上しか走れない自転車です。
北門のレンタル自転車の営業時間は8:15-19:00です。
180分一周するなら一人乗り自転車は3時間40元(600円)です。
借りるときに保証金(押金、Yājīnという)100元が必要です。(返却時に返してもらえます)
西安市街を一望できて、見晴らしはなかなか良いです。
一周14kmを自転車で走破しようと思いましたが、日没の時間も迫ってたので半周だけしました。
つまり北門で自転車を借りて、西廻り(反時計回り)で南門まで行き、そこで自転車を返却しました。
半周ですから7kmをゆっくりと、約1時間くらいかけて走りました。
自転車を借りられる場所は北門、東門、西門、南門のそれぞれで、時間内ならどこから乗ってどこに返してもOKです。
ただし、一周したいと思う人は、南門で借りるのがベストです。
なぜならば、南門だけ城壁の円環がつながっていないので、他の門で借りると南門で来た道を引き返さなければならず効率が悪いからです。
夜は城壁やら門やらがライトアップされます。
とても美しいのでナイトサイクリングもおすすめです。
城壁の上から、西安のシンボル鐘楼(钟楼)も見えます。なかなかのインスタ映えスポットです。

第1話おわり

2019/11 中国旅行ブログもくじ

第1話
中国・西安観光、城壁の上をサイクリング。お手軽に自転車を借りられます。
西安には一周14kmの城壁があります。
この城壁の上は登ることができて、上を歩いたりサイクリングすることができます。
第2話
行き方詳細解説:中国・西安にある恐ろしく険しい山・華山。恐怖レポート
崖っぷちの登山道がある、めちゃくちゃインスタ映えする山に登ってきました。
第3話
行き方解説:中国・西安で行くべき場所・兵馬俑(へいばよう)二千年の歴史を見よ
兵馬俑は兵士の人形が大量に埋設されている紀元前200年前の遺跡で、世界遺産にもなっています。
第4話
中国・西安で食べるべき名物料理13選を詳しく解説
西安で食べた名物をご紹介します。bianbian面がおいしかった。
第5話
中国・西安観光 貴重な歴史遺産を展示する陝西歴史博物館(陕西历史博物馆)
膨大な量の展示物がありました。兵馬俑も置いてました。
第6話
中国・西安 大衆浴場・銭湯・スパ・温泉の探し方と体験レポ
寝台列車に乗る前に体を洗っておこうと思ったので銭湯に行きました。
第7話
中国でDiDi(タクシー配車アプリ)を使ったら超絶便利だった件
タクシー配車アプリDiDi(滴滴出行)がものすごく便利でした。中国語会話必要なし。
第8話
中国・西安は両替所が無い。その他見たもの観光したもの
西安で体験したその他いろいろなことがら。
第9話
中国の鉄道の乗り方を予約から解説。長距離寝台列車に乗ってみました
西安から深圳(深セン)まで2000kmの距離を乗車しました。29時間の旅
第10話
中国・深圳(深セン)のMakerFaire Shenzhen 2019。個性あふれる出展
ハードウェア系のモノづくり、電子工作をしている人の発表の場MakerFaire Shenzhenを見てきました。
第11話
中国・深圳(深セン)で景色の良い観光お手軽ハイキングコース。南山公園
見晴らしも良く、香港も見えるし深圳の大都会も眺められるのでおすすめです。
第12話
中国・深圳(深セン)から日帰り広州旅行。広州はグルメの街だった
広州はおいしいものがいっぱいありました。深圳から電車ですぐ行けます。
第13話
中国・深圳(深セン)での民泊宿、おいしかったものなど紹介
深圳で体験したその他のものを紹介しています。図書館がすごく大きかった。
第14話
香港で食べた朝ごはん。食事の物価は日本より高い。肉片粥と即蒸鮮蝦腸粉。
中国から香港に渡りました。香港の食事は高い。
第15話
香港の現状。デモ騒動で道が破壊されていたり落書きがあったり。
観光客が訪れるには危険なところもあるんだとは思いますが、昼間の香港はおおむね平和でした。

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