2019/11に中国・西安を旅行した時の体験記の第8話目です。
この旅行記はシリーズ記事になっています。目次はこちらから。
この記事ではいままでに書いた記事以外の、その他雑多な話題を書きます。
西安空港の両替事情はけっこう不便!
日本から西安に行く場合、飛行機を使って西安空港(西安咸阳国际机场)に到着するパターンが多いと思いますが、この空港は外国人向けの配慮がされておりません。まだそんなに外国人観光客が多くないからかな?
両替所が見つかりませんでした。
また、ATMもあまり無いです。
インフォメーションセンターに聞くと、ATMは1箇所だけ目立たない場所にありました。
ここでなんとか現金を確保できました。
ただし、おろせるのは100元札なので、細かいお札が手に入れられません。
これは後ほど述べる地下鉄の切符を購入するときに苦労する羽目になります。
西安空港はすごくきれいです。まだ新しいのかな?
人もそんなに多くないです。
西安空港から西安市街への地下鉄ができていた
2019年9月に、空港-西安北駅の地下鉄の新線(机场城际线)ができました。これができるまでは空港バスで25元かかっていましたが、地下鉄だと7元(110円)、40分弱で西安北駅に着きます。
ただし、地下鉄の切符を買うときは要注意です。
自動販売機は100元札はダメで、10元とか20元札といった細かいお金が必要です。
「長安通」という交通系ICカードを買うという手もあるんですが、長安通の自動販売機は微信(WeChatPay)などのキャッシュレス決済には対応しているのですが現金は受け付けてくれません。
僕は以前に中国を旅したときに余った20元札をたまたま持ってたので、それで地下鉄の切符を買うことができましたが、それが無い場合は苦労すると思います。
係員に言って両替してもらう? いい方法が思いつきません。
2019/11現在では仕付宝(Alipey)だと日本人でも支払い用アカウントを作れるみたいですので、それを事前に用意すると良いかもしれません。
駅員さんが翻訳アプリでいろいろ伝えてくれようとしましたが、コミュニケーションが噛み合わない。
駅員「微信で長安通を買えますよ」
僕ら「日本人は微信で決済できないんです!」
この会話がうまく成り立たず、押し問答になり結局長安通を買うのはあきらめました。
駅員「微信で長安通を買えますよ」
僕ら「日本人は微信で決済できないんです!」
この会話がうまく成り立たず、押し問答になり結局長安通を買うのはあきらめました。
西安鐘楼(钟楼)の存在感が圧倒的。まさに西安の中心
西安の中心部に鐘楼(しょうろう、zhōnglóu)という建築物があります。1300年代に建てられたもので、戦時には物見台や司令部に使われた建物ですが、これがとても存在感がありかっこいいです。
僕がイメージする「中国に来た!」てこういう建物なんですよね。
夜にはライトアップされてとても映えます。
地図はこちら
高徳地図
高徳地図
西安のスーパーは量り売りコーナーが充実している
西安のスーパーで気づいたことは、大きな荷物を持って入れない
ということです。
旅行用のガラガラとかトランクとかを引きずっていくと係員に止められます。
スーパーに入る前に、まず無料のロッカーで荷物を預けてから中に入る必要があります。
量り売りのコーナーが充実しています。
お菓子とかおつまみとか、小さくパックされた袋が大量に山積みにされていて、自由に好きなだけ袋に詰め込めます。
袋に入れたら近くの量りに持っていって、係員に計量してもらって値付けしてもらいます。
散髪屋が安い
野外マッサージサービスは安い
Airbnbの宿はコスパが良く満足度が高かった
西安の宿は3泊、民泊(Airbnb)にしました。3人で泊まるので、部屋が3部屋ある宿を探しました。
また、中国語オンリーのホストだとコミュニケーションがつらいので、英語ができるホストを探しました。
3部屋ある1軒貸切で1泊5000円くらいなのでかなり安いです。
西安は上海や深圳など中国沿岸部の都市よりも物価が安いです。6割~7割くらいかなと思います。
宿までのアクセスや、おすすめの場所などの情報についてホストの方はいろいろ英語で教えてくれました。
実はこの宿が入っているビル全体の停電事件があって苦労もしたのですが、おおむねコスパの良いサービスを受けられました。
西安には民泊もいっぱいあるのでおすすめです。
一人だったら2000円前後で泊まれるところが多くあります。
宿泊する場所は、西安空港から西安駅を結ぶ直線上に位置する宿を探せば、観光にも何かと便利だと思います。
网红长安大排档【摩洛哥民宿】地铁line2/钟楼回民街古城墙/大明宫/机场高铁站30分钟 借りられるコンドミニアム 西安
西安大悦城、大雁塔南広場のスケールがでかい
西安大悦城は大雁塔の南にある巨大なショッピングモールです。このショッピングセンターの東にある大雁塔南広場にある玄奘三蔵銅像(三蔵法師像)も一見の価値アリです。
大雁塔をバックにすごくかっこいい姿が撮れます。
中国人は踊りが好き
街中のいろんなところで踊っているから楽しい。人生楽しんでるよね。
太極拳もやってました。
春秋航空は安かろう悪かろうだが、これが唯一の選択肢
日本(関西空港)から西安へは春秋航空を使いました。セール中だったので、片道総額で7000円で行けるチケットでしたが、いろいろ難はありました。
まず、そもそもは10月に出発予定だったのですが、航空会社の都合で
「その便は欠航になったから日程を変えてくれ」と後から言われました。
おそらく集客できなかったのでしょう。
日程を1週間ずらして11月に旅程変更を余儀なくされました。
飛行機内は95%くらいが中国人で、日本人は少数派。
中国人のおばちゃんの声がうるさく、またトイレ待ちで通路に並ぶもんだから圧迫感あって。
僕は一番うしろの席で、トイレのすぐ側だったので落ち着きませんでした。
シートピッチは狭かったですけど、LCCだからこんなもんでしょう。
シートのリクライニングは倒せません。ただ、最初から少し傾けてあるみたいです。
あと、手荷物のサイズも、一般のLCCより厳しいみたいです。
Peachだったら三辺合計115cm以内なんですけど、関空発着の春秋航空は90cmと厳しめです。
うっかりしていると預け荷物手数料を取られます。
第8話目おわり
2019/11 中国旅行ブログもくじ
第10話
中国・深圳(深セン)のMakerFaire Shenzhen 2019。個性あふれる出展
ハードウェア系のモノづくり、電子工作をしている人の発表の場MakerFaire Shenzhenを見てきました。
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