兵庫県在住の私が、2009年以来5年ぶりに東京を訪れた感想を残しておきます。2泊3日の行程でした。セミナーを受ける目的で行きましたが、その合間に少し観光しました。
自覚症状はありませんが僕はたぶん乗り鉄なので、鉄道に乗ると落ち着かなくなり、いろいろ調べたくなります。
山手線電車がホーム入線する前に減速しない
山手線の電車に乗ってかぶりつき位置(先頭車両)で前を見ていたのですが、ホームへ入る前に速度を落とさずに80km/hくらいでホームに入り、そこからブレーキかけてるんです。
入線前に減速準備をしないので、「あれ?速度落としてないけど、この駅通過するの?」と勘違いしてしまいます。
一方、関西のJRではホームに入る前に60km/hくらいに減速して入線します。
なぜ東京は速度を落とさないのでしょう?勝手に考えてみました。
・編成車両数が11両もある。それにあわせてホームが長いので、入線してからブレーキかけても十分停止できる。
・ホームに転落防止用の柵があるから、高速で入線しても接触事故などの危険を回避できる。
・過密ダイヤで一分一秒が惜しいので直前までブレーキをかけない。
などの理由があるのかなと思いました。
また、女性の運転士さんの割合が関西よりも多い気がしました。
E230系は運転席がかなり広々しており、フロントガラスが大きいので前が見やすいです。
席に座らずに立ったまま運転する運転士さんもいました。
東急池上線は3両編成
東急池上線で蒲田から五反田まで乗りました。
この路線の電車は東京なのに3両編成という短さが特徴です。
乗務員も運転士のみのワンマンです。そのためワンマン運転するための工夫が見られました。
・運転席に、ホームの状況を確認できるモニタがあります。これによりホームで乗降している人の状況が分かります。
駅に着いたら自動的にその駅のカメラと繋がって運転席に映し出されるようです。
・運転席にドア開閉ボタンがあります。
これらにより、運転士は座ったままでドアをOPENし、乗降確認し、ドアCLOSEまで出来てしまいます。
通勤ラッシュのヤマが過ぎた朝9時過ぎに乗ったので、ラッシュは避けられたと思ったのですが、3両編成ということもあり終点の五反田近くに来ると満員でした。さすが東京。
[参考]
東京発着関東私鉄乗り鉄おすすめ路線 – Yahoo!知恵袋
デジタルサイネージが贅沢に使われていた。品川駅
品川駅に向かう通路の両側の柱ごとに、デジタルサイネージ(モニタを使ったディスプレイ広告)がずらりと並んで表示されていました。
数にして数十はあったと思います。
[参考写真]
関西ではここまで思い切ったデジタルサイネージはまだ存在しないのではないかと思います。
やはり大都会東京。
しかし電気代とか、全国的な電力不足の中でこの広告媒体はどうなんだろう? どっかから文句とか出ないのかな?
展望台あれこれ
東京都庁
東京都庁の展望台は無料。日本人はあまりおらず全体の1割でした。その他はほとんど中国人(または台湾人?)でした。
おそらく団体旅行の東京観光コースに組み込まれているのでしょう。
都庁には、2つのツノの両方(北側、南側)それぞれに展望台が有ります。僕が行ったときはたまたま南側は閉鎖されていました。
したがって北側展望台だけしか開放されていておらず混み合っていました。エレベータ待ちで15分くらいかかりました。
都庁からの眺め。
新宿住友ビルの展望ロビー
ここも無料で、あまり観光客が来ていない穴場です。都庁が目の前に見えます。
[参考]
住友ビル無料展望ロビー
六本木ヒルズ
ヒルズの展望台は有料で1500円。高いですが、人もそれほど多くなくそれなりにリラックスできました。
海がや東京タワーが間近に見えるのがいいですね。
セレブ感が一番味わえました。
カフェはそこそこ空いていた
なんとなく、大阪よりもカフェの混雑度が低いような気がしました。
大阪駅近辺のスタバやタリーズに行くと満席で座れないことがよくあるので、カフェって利用しにくいイメージが有りましたが、東京はどこのカフェも座れないことはありませんでした。
理由はなんだろうと考えてみました。
・東京はカフェが余るほどたくさんある。
・大阪の客は東京の客より長居する傾向にある。
・東京人は大阪人よりもお茶する頻度が少ない。
路線バスに乗ってみたかったが路線図の意味が分からなくて断念
路線バスに乗ったら街をもっと身近に感じられるだろうと思って、23区内の適当な路線バスを探したのですが、
東京都交通局の路線図を開いたところ、目がチカチカして見る気がそがれたので、路線バスはあきらめました。
ふらっと観光しに来ただけの人には難易度高い…東京に住んでないと乗りこなすのは無理かもな…
ICOCAでJR東日本も地下鉄も私鉄も乗れるのが便利。
関西の鉄道ICカードICOCAで、JR東日本も地下鉄も私鉄も全部乗れたので便利でした。
関西を出発するときに多めに現金をチャージしていたので残額切れも免れました。
後で調べたら、Suicaのチャージ端末であればICOCAもチャージできるそうです。
以上、東京5年ぶりの感想でした。