作者:上村崇 フリーランスのIT系エンジニア
twitter:@uemera facebook:uemura

新潟の蔵見学 村上・三条 味噌・醤油・酢・蔵めぐり


2019/6/26〜29の4日間、新潟に行ってきました。
新潟県の村上三条醤油蔵・味噌蔵を見学してきました。

木桶で作ってるのに安い醤油、てんや味噌醤油店(新潟県村上市)

てんや味噌醤油店|村上市観光協会 -鮭・酒・人情 むらかみ-

新潟県の村上駅から近い場所にある味噌・醤油蔵です。 てんや味噌の社長に蔵を案内してもらったのですが、とても丁寧に説明していただき感激しました。

そしてこの蔵は醤油が安い!
木桶で2年も熟成させて手間暇かけて作っているのに、500mlが260円と安い。
一般的にはこの倍くらいの価格はすると思います。

砂糖を添加しているので少し甘い醤油ですが、木桶の風味と、人間が癖になる甘みをかけあわせて、なんとも言えない美味しい醤油でした。
「醤油」というより、合わせ調味料のような豊かな風味とコクがあり、この味に虜になるファンが多いというのものうなずけます。

一般の醤油に比べて、塩分はそんなに高くありません。うまみが十分に引き出されているので、塩分で味を調節する必要が無いということなんでしょう。


歴史ある家屋と伝統の味、野沢食品工業(新潟県村上市)

NOZAWA|野澤食品工業株式会社

村上の南にある、味噌・醤油蔵。
車で行けば村上駅から30分くらいだと思います。
こちらも社長の方に案内していただきました。とても時間をかけて説明していただき恐縮です。若い社長でした。

江戸時代に創業した(天保7年創業)ということですが、1964年の新潟地震のときに蔵が一部倒壊してしまい、比較的新しい建物もありました。
しかし残っている家屋はとても保存状態がよく、登録有形文化財に指定されています。
蔵の中は清潔で広々としており、整理整頓が行き届いていました。

こちらも木桶で醤油を作っており、古くからの伝統の味を現在まで大切に受け継いでいます。

他の醤油店の製造元として、OEM販売もしているようです。それだけのクオリティはあります。

ワインの樽で熟成した珍しい味噌もありました。少しワインの香りがするんです。



ブランディング力が絶大、今代司酒造(新潟市) いまよつかさしゅぞう

今代司酒造株式会社

新潟駅から歩いていける場所にある、日本酒の酒蔵。


見学は無料で毎日1時間おきにやってます。蔵人の方が丁寧に説明してくれます。

詳しくはこちら
酒蔵見学 | 今代司酒造株式会社

新潟駅から近くアクセスが良いこともあって、観光のルートにする方も多いようです。また、沼垂テラス商店街(ぬったりテラスしょうてんがい)にも近いので、商店街見学のついでに寄ることもできます。

一般的なスチール製(ホーロー)のタンクの中に、木桶が1つありました。これはクラウドファンディングで作られました。
次の100年に残したい大型木桶の伝統!<木桶仕込みの日本酒>プロジェクト


木桶で酒を仕込むと、芳醇な香りと綺麗な酒質になります。
木の香りと、木に棲む微生物によって酒の質が研ぎ澄まされます。
この桶で作られた日本酒の味がどんなものなのか、気になります。

パッケージにも力をいれているようで、錦鯉の形をした日本酒は目を引くものがありました。グッドデザイン賞を受賞しています。
お土産とか贈り物に良さそうです。


説明がとても興味深かった石山味噌醤油(新潟市)

石山味噌醤油株式会社

新潟市街から三条方面に車で1時間ほどのところにある蔵です。新潟駅と燕三条駅の間くらいにあります。車がないと行きにくい場所です。

案内していただいた、常務取締役 養田武郎さんのお話がとてもおもしろく興味深く、1時間以上もじっくり説明していただきました。
大学の講師もされているようで、とてもお話が上手です。
理論的に数字を出しての解説は説得力があって、新潟の醤油・味噌の歴史や時代背景も興味深く聞かせてもらいました。

塩をまったく使わない無塩味噌という珍しい商品を作っています。テレビで取り上げられたときは注文が殺到する人気でした。
塩分取得制限を余儀なくされている高血圧の方などに需要があります。
塩は、味噌にとって保存や熟成のために欠かせないものですが、それをまったく使わないということは従来の製法では作れないわけで、その苦労は並大抵ではなかったそうです。

お酢を作っている工場を見学させてもらいました。鼻をつく酢の独特の匂いが充満する中、製造中のお酢の様子を見せてもらえました。

みそ蔵が国の登録有形文化財(建造物)に指定されています。白と黒の配色の蔵が趣を感じさせます。


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です