2018/3/19〜21の3日間で行われた中国・深圳の工場見学ツアーニコ技深圳観察会の3日目のレポートです。
このツアー記のもくじはこちらです。
3日目は朝からではなく15:00スタートということで多くの場所には行きませんでした。
また、すべて華強北地区での見学なので、バス乗車はなく徒歩での移動でした。
15:00までは自由時間だったので、昨日行った深圳ソフトウェア産業拠点に再び行き、気になった蘭州ラーメンの店で食事しました。
セットで45元。ラーメン単体ならば18元。
中国のラーメンは日本のラーメンとは違ってスープが淡白です。しかし豆板醤みたいなのを入れるのでピリっと辛い仕上がりです。
このラーメンを食べて華強北に戻りました。
しかし、ビジネス街のお昼どきというのは日本も中国もけっこうたいへんですね… 限られた昼休みにワーカーが食堂に殺到するので列がエグいです。
私は幸い、昼休みよりも前に店に入れたので並ばなくて済みました。
1件目 15:30 HAX
HAX
“HARDWARE ACCELERATOR”という名前から、ハードウェア系のスタートアップ会社を支援する目的で作られたオフィスのようです。華強北地区の中心部にあります。
写真撮影禁止ということだったので写真がないですが、
M5Stackというラズベリーパイっぽいマイコンモジュールのプレゼンも聴きました。
ここでM5StackのTシャツをもらったのですが、これを着せられて集合写真を撮られたのは不愉快でした。
なんでM5Stackの関係者でもないのに勝手にM5Stackの人にされてしまうん…
僕の立場がフリーランスで「どこにも属さない」というのをモットーにやってきたので、そういう所属意識に敏感なだけかも知れませんが、この件で印象が悪くなりました。
プレゼンも宣伝ばっかりの内容だったし、「なにか有益なことを勉強させてもらった。ありがたい」という気持ちより
「都合の良いように協力させられただけに終わった」感がありました。
2件目 18:00 SegMaker+ 賽格衆創空間
SegMaker+
ここで今回参加された日本人3人のプレゼンを聴きました。
個人的には経済学者伊藤さんの深圳レポートがものすごくおもしろかったです。僕が知りたかった深圳の歴史とか、背景とかを統計的に、そして視覚的に分かりやすく紹介してくれて
「まさに僕が知りたかったのはこれなんだー!」て叫びたい気持ちでいっぱいでした。
また、「学校の先生でもこんなに分かりやすく説明してくれる人がいたんだ」と衝撃を受けました。
そんな伊藤さんのプレゼンはこちら。
伊藤さんのブログは超アカデミックで内容が濃くて、僕が興奮しそうな情報がいっぱい詰まってそうなので、バックナンバーも含めおいおい読んでいこうと思います。
その他、澤田さん、高須さんのプレゼンはこちらから見ることができます。
僕たちが起こせるマジック ニコ技深圳観察会 ラップアップセッション
プレゼンのあとは、同じ建物を1つ上にあがった12階のSegMaker+というコワーキングスペースのようなところを見学しました。
ここのスペースの5席分をニコニコ技術部として借りているそうで、日本のMaker/Startupが深圳にある程度の期間(1週間以上とか)滞在する際のワークスペースとして利用できるそうです。
ニコ技深圳観察会SEG Maker出張所とは
21:15 夕食
深夜までたいへん盛り上がりました。
中華料理最高ですね!
「正宗湘菜」(华强北街道振华路飞亚达大厦二楼2001号)というレストランでした。
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