昨日、小学校時代の旧友に会いました。
卒業してから1度も会ってなかったので、実に23年ぶり。これほど年月を経た再会は初めてです。
正直、小学校時代の記憶なんてほとんどもう忘れてて、今回会ったS君のこともmixi同級生でつながるまでは忘却の彼方でした。
そもそも小学校~高校まで、同窓会もなくここまで来ましたので、再び昔の友人を思い出すということもあまりありませんでした。
僕は大学は北海道に行って地元を離れてしまいましたので、それまで少しつきあいがあった少数の友達ともそのときパッタリ途切れてしまいました。
社会人になってからは、大学時代の友人は逆に東京か札幌に集中し、関西圏にいる僕は少数派なので、なかなか会うこともありません。
久しぶりに会ったS君は、ええおっさんになってました。
でも、小学校時代に見た彼の面影も残していました。街ですれちがったら気づきませんが、あらかじめ待ち合わせていれば気づくかなと思いました。
彼と会話しているうちに6年4組のことも次第に思い起こされ、ああ、小林くんていう子もいたなーとか、小坂さんかわいかったなーとかの話で、次第に当時の情景が頭に浮かんできました。
23年という年月は、小学生当時の12歳の約2倍の歳月です。その歳月の間に中学校、高校、大学を卒業して、会社入って、いろいろ悩んで、会社辞めて、時代をさまよって今を生きてきたわけです。
当然その年輪は本人の人格を再度形作るのに十分な期間なのですが、小さい頃からの人となりというものは不思議と受け継がれているもんなんですね。
僕の中での記憶にあった小学校時代のS君をそのまま35歳にしたイメージを会う前に思い描いていたのですが、そのイメージとまったく別人という訳ではなく、当たらずも遠からずという感じでした。
小学校の同級生も、この歳になったら地元に残っている人は少なく、特に僕らの地元西宮は阪神大震災を経験していますので、当時の仲間が同じ場所に住み続けているケースはあまりありません。
ですので、こうやって地元で再会をはたせるというのはとても恵まれたことだと思います。
今35歳。十分に僕らは成長して、もう人生の進むべき道はほとんど決まっています。
たとえば極端な話、もう医者に転職することやプロ野球選手になることは叶いませんから、このまま行ったらどういう人生を送ることになるかは僕自身もある程度想像つきますし、S君の将来も自分のイメージと大きく外れることはないと思います。
でも、四十、五十は鼻タレ小僧なんて言葉もありますから、僕も彼も、お互いこれからどうやって時代を生きていくのか楽しみではあります。
まだまだこれからから、一旗あげたいものですね!
今は人生の折り返し点かなーと思ったときに、次は70歳という区切りを思い起こすのですが、このとき会う小学校の同級生はどうなっているでしょうか?
以下のようなケースで再会した場合に、事前にどんな姿を同級生に思い浮かべ、会ってみてどういう驚きがあるのか、チャンスがあれば試してみたいものですw
・35歳で再会 → 70歳でまた再会
・70歳まで一度も会わずに再会
とにかく70までは生きますよ僕は。ばあちゃんは65歳、オヤジは57歳で他界しましたけどね。