2017/12に中国・深セン(深圳)に行ったときの記事です。
2017/12の中国深圳・香港旅行記関連の記事はシリーズになっています。こちらの目次をご覧ください。
中国ではグレートファイアウォール(金盾)という中国政府のネット規制があるためGoogleMapが利用できません。
つまりGoogleMapも使えないということになります。
VPNなどの方法を使ってファイアウォールを抜ける方法はあるのですが、使えたとしてもGoogleMapの地図としてのクオリティはそんなに高くありません。
ファイアウォールの規制下で利用する人はあまりいないと思いますのでGoogleもちゃんと取り組んでいないのでしょう。仕方がないですね。
地下鉄の路線が最新の状態にアップデートされていなかったり、GPSによる現在位置が大きくずれたりするのであまり使い物になりません。
そこで中華製マップアプリを代わりに使います。
僕は以下の3つの地図をあらかじめ日本でインストールしていきました。
それぞれの特徴を詳しく見ていきます。
・百度地図
・高徳地図
・腾讯(テンセント)地図
百度地図
高徳地図
2019年追記:僕も、百度地図よりも最近は高徳地図を使うようになりました。
腾讯(テンセント)地図
ただ不満があるから使っていないというのではなく、上記2つのアプリでだいたい満足するので、腾讯地図をあえて使う必要がなかった感じです。
路線バスに乗るときに重宝した百度地図
深圳市内での地下鉄の移動で「○○に行きたい」という場合は、地図アプリ上に路線や駅名が表示されているし、「ShenzhenMetro」ていう地下鉄路線アプリもあるので、どの路線に乗ってどの駅で降りる、という情報を得やすいです。
便利なので僕も地下鉄を良く利用していましたが、2〜3日深圳をうろうろ観光してると地下鉄に飽きてきて
「地下鉄は景色が見えないからおもしろくない。都心への移動にバスを使って深圳の街並みを車窓から眺めたい」と思うようになりました。
ただ、バスの路線図が探せなくて、あったとしても路線図が膨大で調べきれないだろうなと思っていたのですが、
「百度地図でバス路線を調べられるよ」
ということを中国人のAirbnbホストに教えてもらいました。
これがかなり重宝しました。
バスは、路線によりますがどの路線もかなり頻繁に走っており、だいたい10分も待てば目的のバスがやってきます。運賃は深圳通カードで払えます。
基本は前払いですが車内に乗務員がいるケースがあり、その乗務員にカードを差し出して払う場合もあります。
また、基本は均一料金ですが、距離が長いバスの場合は距離別料金の場合があり、その場合は乗車時に係員から
「どこまで行くのか?」
を聞かれます。
僕はこの質問が理解できずとまどいましたが、壁に貼ってある走行ルート図があったので指さしでなんとかコミュニケーションできました。
相手は日本語も英語もぜんぜん分からないので、こういうとき困りますね。
最低限の中国語はやはり知っておかないとダメだな…と思いました。
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