作者:上村崇 フリーランスのIT系エンジニア
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イニシャルコスト


リサイクルのプリンタ用カートリッジは何故安いか? – リサイクルトナー
http://blog.goo.ne.jp/teji-1/e/72e38f326132b9b0399b814cab1ac18f

リサイクルカートリッジは安いみたいですが、新品カートリッジは高いです。
いや、カートリッジが高いのではなくて、プリンタ自身の値段がここ数年で劇的に下がってきてるんですね。
だからカートリッジの値段が相対的に高くなってきたということなんだと思います。
家電店に置いてあるカートリッジリサイクルボックスは、リサイクルだけが目的ではないようです。
あの箱の中に、間違えて類似・模造品カートリッジを捨ててしまうユーザーもいることでしょうから、それらもメーカーが回収した結果、
どんな類似品が出回っているかの調査資料に出来ます。販売戦略のためのデータが得られるという訳です。

うちのプリンタは3万円くらいで買ったけど、インク代1式が5000円前後するもんな。
体感的にはEPSONよりCANNONの方がランニングコスト安いような気がします。EPSONはプリンタ使わなくてもどんどんインク
無くなって行ってるような気がする…

本体の値段を下げるということは、イニシャルコストがかからないということを意味します。つまり買いやすくなります。
任天堂やソニーのゲーム機も本体の値段を下げ、ソフトで回収する戦略をとっています。

ケータイ端末についても同じで、事業者が端末メーカーに対して販売奨励金を支払っていましたので、1円端末などというタダ
同然のケータイ端末が存在しました。上記の考え方からすると、これはこれで売り方として一つの戦略であったことでしょう。
この件に関しては2008年に総務省の指導により奨励金制度が是正されましたので、あまり安い携帯は見かけなくなりました。
不景気の影響もあり、その結果2008年10月の端末売り上げは昨年度比で5割を割り込みました。
結果論ではありますが、余計なことをしなければここまで落ち込むこともなかったかも知れません。
今、エコカー減税とかエコポイント制度とかいって政府が消費盛り上げに躍起になっているのがなんと皮肉なことか…

まぁ報奨金制度の是正によって、弊害ばかりではなかったと思いますのでどちらがいいとは一概に言えません。
行きすぎた価格破壊がなくなったのは健全だと思いますし、それにおんぶにだっこしていた端末メーカーの淘汰が進んだのも
あとあとのことを考えるといいことだと思います。

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