11/10のWordBench神戸のふりかえりです。
第17回WordBench神戸〜CampのあとはBenchだよ
・1.InitializrやBoilerplateについて話そう!
・2.WordPress3.5でどこが変わるのか?
・3.ライセンスの話(仮題)
・4. ライトニングトーク
・5.WordPress駆け込み寺(質問大会)
1.InitializrやBoilerplateについて話そう!
by @pictron2009 (初級〜中級)
WEBフロントエンド開発のトレンドについてのディスカッション
杉山さんによるInitializrとかBoilerPlateについての紹介。
Initializr、BoilerPlateは、Web制作をするにあたってHTML5の基本的なJSやCSSを集めた初期構築キットです。
自分で1からWebページを作るよりも、こうした「いつも使っている、共通で使えるファイルセット」があらかじめ入っているInitializrなどを使えば、開発がスムーズです。
今日の参加者のみなさんのほとんどは、このファイルセットの存在を知りませんでしたが、今回の杉山さんの紹介プレゼンで多くの方が興味をもったようです。
2.WordPress3.5でどこが変わるのか?
by @bren_boss (中級)
来月にリリースされる予定のバージョン3.5についての解説。
3.ライセンスの話
WordPressのソフトウェアライセンスはGPLv2ですが、このライセンスについて学ぶ機会というのはあまりありません。
今回少し時間を割いて、WordPressのライセンスについて議論しました。
・WordPressの起源である2もGPLだったから、WordPressもGPLになった。
・GPLは自由を保証するためのもの。
・GPLで作られたソフトウェアは、それを配布・公開した時にGPLのルールが適用される。
・自分だけで使う目的で、配布しないのであればGPLを意識する必要はない。
・WordPressのプラグインやテーマもGPLにする必要がある。
・GPLソフトウェアを有料で売ることは問題ない。むしろそれは保証されている自由のひとつ。
・購入したGPLソフトウェアは、再配布することができる。
よって、売る人はソフトウェアだけではなくサポートやコミュティを重視し、それらを含めたビジネスをすべき。
WordPressの創始者Mattの動画がありますのでそれを参照してください。(10分程度。字幕あり)
Matt Mullenweg: WordPress and the GPL – 1 Translation(s) | dotSUB
また、GPLの解釈と、wordperss.orgの立場は微妙に違いますので気をつける必要があるとのことです。
・GPLの解釈では、PHPコード以外の部分(CSS JSなど)はGPLにする必要はない。しかしwordpress.orgの解釈ではCSS、JSもGPLとして扱う必要がある。
4. ライトニングトーク
jetpackって何だ!?
by @yuka2py
WordBench神戸の歴史
by @uemera
5.WordPress駆け込み寺
余った時間で、参加者全員参加の質問大会にしました。
・山本さんの質問: Custom Field Templateの話
ビジュアルエディタを使っていて表示させたい情報があるのに表示されない。不具合? という質問がありました。
→ プラグインの競合が考えられるので、プラグインを一旦全部はずしてみて1つずつ確認しながら実験するとよい、とのことでした。
・Yochigoryさんの質問
facebookでは、投稿欄にリンクを入れたら、自動的に画像サムネイルが紐付けられてその画像も表示させることができるが、
WordPressでもそういったリンクの貼り方ができるか?
→ 探せばあるのかも? プラグインがあるのかどうかは不明
OGPを取ってくる処理を実装すればできるようだ。
※もし知っている人がいたら情報お願いします!
・Yukaさんの質問
WordPressの管理画面のメニューに「リンク」があるが、このリンク機能はどういうシーンで使うものなのでしょうか?
→ ユーザーがバナーを貼りたい時にこのリンク機能を使うと便利、とのことでした。
[blog]
第17回 WordBench神戸にて「jetpackって何だ?!」を発表させて頂きました。 | Foreignkey, Inc.
http://foreignkey.jp/archives/691
2012/11/10WordBench神戸〜フロントエンドの技術について話す | pictron web planning