作者:上村崇 フリーランスのIT系エンジニア
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クイックtoyao


新サーバーになって、Webのレスポンスがえらい向上しましたな!
スペックは偉大ですな。

通信スピードも向上してて、旧サーバーと比較した結果、何割かUPしてます。
toyaoサーバのルータ機能を計るためにWindowsクライアントマシンからスピード計測した結果、
以下のような数値が出ました。

————————————————-
旧toyaoサーバ IEで計測
下り速度 58.69Mbps
上り速度 11.39Mbps

旧toyaoサーバ FireFoxで計測
下り速度 52.07Mbps
上り速度 16.96Mbps
————————————————-
新toyaoサーバ IEで計測
下り速度 77.41Mbps
上り速度 22.15Mbps

新toyaoサーバ FireFoxで計測
下り速度 65.08Mbps
上り速度 22.16Mbps
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今回のサーバー導入にあたってつまづいた点を記しておきます。

1.RAID
マザーボードに備わっているRAIDチップの機能が使えればよかったんだけど、
OSインストール時にどうしても認識しなくって断念。
代わりにOS上で動くソフトウェアRAID mdadmを使った。
SCSIディスクがカーネルのモジュールで実装されるドライバとしてではなくて、
カーネル組み込みじゃないとうまく動かなかった。
これを実現するためにカーネルを何度もコンパイルする羽目に。

2.iptables
これもカーネルコンパイルが必要だったので何度かコンパイルする羽目に。
NATとかステートフルパケットとかがオプション扱いでデフォルトはOFFになっていた
ので、カーネルの設定をONにしてコンパイルするなどした。

3.mySQL
旧サーバーと新サーバーの間のバージョンの違いのため、インポート/エクスポートに失敗。
両サーバーのmySQLのバージョンを合わせることで解決。

4.XOOPS
php.iniの設定で、memory_limitを8Mから16Mにしないとうまく動かなかった。
なんでかは不明。この解決法にたどり着くまでに何日もかかった。
memory_limit = 8M ; Maximum amount of memory a script may consume (8MB)
から
memory_limit = 16M ; Maximum amount of memory a script may consume (8MB)
にした。
旧サーバーはこんなところ変えなくてもうまく動いてたのに…
あと、日本語の設定でEUCとかUTF-8とかがうまくいかず文字化けが多発…
これもなんとか解決したけど、結局は下手にいじらずデフォルトの設定のままで移行するのが
よかったみたい。

新サーバーに移行したことだし、今後いろいろとやりたいことが。
・家庭内動画・画像・音楽サーバー化
・Subversionを入れてファイルの管理
・imap4でメールリソースの一元化

いろいろ考えてると楽しくなってきますな。

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