やっとこさ確定申告が終わりました。
2月の時点では仕事も決まってなくて、「時間あるから確定申告なんてそのうちぼちぼちと」
などと余裕こいてましたが、あれよあれよと仕事が決まり、ほかのこともしつつ二足のわらじ状態
にもなって暇がとれなくなってしまいました。
それで3/15締め切りの前日まであたふたしてて、やっと提出できたのが昨日3/14。
いつもなら、割と余裕もって出せてましたけど、今回はぎりぎりでしたから結構焦りました。
締め切りぎりぎりだと精神的にも良くないですね。なんか気が気でない毎日を過ごしておりました。
例年電子申告(E-tax)で提出していますが、年1回しか起こらないイベントなので基本的に去年のことなどほとんど忘れております。
それで毎回操作や書き方にてこずりながら手引きを何度も見返し書くことになります。
今回の申告では損失用の申告と、株式損失用の繰越処理という手続きが新しく加わったので手順が増えて、やや時間がかかりました。
E-taxですが、毎年リニューアルしてユーザーに優しいインターフェースになってきているとはいえ、やはりお役所仕事な特徴はばっちり抑えているので使い勝手は微妙です。
しかし、紙の申告書と違って、直接税務署に出向かなくても良くなるとか、添付書類を省略できるなどのメリットもあるので、僕はフリーランスになってからずっとE-taxで申請しています。紙の申告はやったことありません。
ざっと僕がやっている方法をご紹介しておきます。あまり参考にならないと思いますが。
1.弥生会計で決算報告書を作る
弥生会計で売掛帳とか出金伝票とかをつけていき、去年1年間の収支報告書を作ります。
ここで作られるのは、青色申告用に複式簿記で作る決算報告書、貸借対照表などの報告書、減価償却の報告書などです。
2.確定申告書作成コーナーで確定申告書Bを作る
国税庁のサイトに「確定申告書作成コーナー」というWebサイトがあります。
このサイトで必要事項を入力すれば確定申告書を作成して、申請まですることができます。
僕の場合、先ほど作った弥生会計での出力結果を、この確定申告書作成コーナーに転記しています。
確定申告書作成コーナーでゼロから確定申告書や青色申告用の書類が作れるのですが、そうせずになぜ弥生会計で先に作るかと言うと、
- 弥生会計は決算報告書を作れるだけでなく、細かい収支を管理できる。(つまり小遣い帳がつけられる。)
- 過去の収支のデータも入っており一元的に管理できる
からです。確定申告書作成コーナーはあくまで申請書を作るだけの機能ですので、帳簿の管理まではできません。
逆に、確定申告書作成コーナーを通さずに、弥生会計だけで整う書類もあると思うのですが、僕のもっている弥生会計はややバージョンが古いので、現在の税制に微妙に対応してなかったりします。なので、そこで作った申請書や決算書は、微妙に使えません。
例えば昔、定率減税などという優遇制度がありましたが、それが最近は無くなっているなど、毎年少しずつ税制に違いがあります。
また、弥生会計では決算報告はできますが、株式の申告はたぶんできません。よってこの部分は弥生会計に頼れません。
この確定申告書作成コーナーで、申告書のメイン帳票である確定申告書Bをはじめ、損失申告の申請、株式用の申告(申告分離という)などを作成します。
青色申告用の決算書も作成できます。
3.E-taxソフトで申請
2の確定申告書作成コーナーで作ったデータをエクスポートし、E-taxソフトにインポートします。
E-taxソフトはWindowsアプリケーションであり、ここから電子申告できます。
確定申告書作成コーナーだけでもオンライン申請できるのですが、なぜE-taxソフトを愛用しているかというと、
- E-taxソフトの方が申請した履歴が残ったりする(Webの確定申告書作成コーナーではたぶん履歴が残らない)
- 僕がE-taxを始めた当初は、Web版確定申告書作成コーナーで出来ることは限られており、E-taxで申請する方が主流だった(と思う) ので、そのなごりでE-taxを使っている。
などの理由によります。
でも最近は、確定申告書作成コーナーの方が情報も充実しているし作りが親切な感じだし、作れる書類もすごく増えてきたので、来年あたりE-taxソフト使うのやめるかも知れません。
と、こんな感じでまどろっこしく申告しました。
税理士さんとか通してないので、ちゃんとした申請になってないような気が毎年するのですが、これまでお咎めをもらったことはありません…
実はちゃんと申請出来ているのか、それとも無視されているのか…