200台あまりのクルマが相互に情報を発信し合い、渋滞情報を共有する…
そのリアルタイムの渋滞情報を元に、抜け道を計算する。
画期的なシステムですな。どこか一箇所から提供されるテレビ放送的な渋滞情報よりも、
今まさに起こっている渋滞に直面するクルマからの情報をリアルタイムに受信できるなんて。
インターネット的なシステムと言えるかも知れません。
こんなシステムが日本でも普及したら、即買ってしまうかも…
でも、ひとつ不安が…
このコンピュータを搭載したクルマが増えたら、抜け道にクルマが殺到して、そこにまた新しい渋滞が出来るんじゃない?
そしてまた次なる抜け道へのリルートが行われ、次から次へと渋滞のハシゴをしてしまう事態に… ならないか!?
考えを進めてみよう。
抜け道に車が殺到しないように、本線渋滞の規模から
第1抜け道の渋滞規模を、各車のコンピューターが予測。
本線渋滞を最初にキャッチした車から、順番に、ファースト
イン・ファーストアウトで、第1抜け道の利用者を一定量まで
選別。勿論、その情報は近隣の車へ発信。
第1抜け道の利用者から漏れた車は、第2の抜け道へ
一定量振り分けられる。以下、同ロジックのループ処理で・・・
なんか、優れたコンピューターと、優れた通信手段がないと、
「あかん!オレのナビ安物やから、抜け道検索処理が
遅れてる間に、本線渋滞に巻き込まれたよ・・・」
ってなことになって、そのイレギュラーな車たちによって、
全車で再計算が発生して・・・
ってなるとシステムが破綻してしまわないか?