Chikirinの日記で紹介されていた、孫正義LIVE2011を見ました。
ソフトバンクの孫正義社長が3/29に2011年の新卒採用説明会で行ったスピーチです。
当日はライブでUSTREAM放送されていたものが録画で見られます。
孫正義LIVE2011 (全編), 孫正義LIVE2011 2010/3/29 国際フォーラム ホールA SoftBankCorp on USTREAM. Conference
http://www.ustream.tv/recorded/5828069
ただし、公開期間は4/5までだそうです。
あわてて今日時間を作って全部見ました。2時間20分ほどあります。
長かったけど、素晴らしいスピーチでした。
これは今年入社した新入社員のみならず、全ての人が見てためになるスピーチだと思いました。
まだ間に合う人はぜひ見てください。
以下、私が断片的に取ったメモを残しておきます。
孫さんは16歳のとき、高校1年生の1学期で「龍馬がゆく」という本に感銘を受け、単身でアメリカに渡った。
高校を休学して渡米するという方法もあったが、自分は弱い部分があるので、帰る場所があると甘えてしまう。
そこで敢えて退路を断ち、高校を退学した。(人生1度目の大勝負)
アメリカでは二週間で高校の進学課程を終え、大学に飛び級した。
大学時代はがむしゃらに勉強した。
19歳のときに、マイクロプロセッサに出会い、コンピュータが広げる可能性に衝撃を受けた。
大学時代にアメリカで起業し、大学研究員らとともに音声装置付他言語翻訳機を開発した。
1年半で三億円ほど儲けた。
人生の50カ年計画を作った。
20代 名乗りをあげる
30代 軍資金を貯める
40代 ひと勝負かける
50代 事業を完成させる
60代 次の世代に事業を継承する
大学を卒業し、日本に帰ってきてSoftbankを興した。
将来は豆腐を数えるように、1兆(丁)、2兆(丁)と売上を数えることが出来る企業にすると決意する。
自分の人生において、「登りたい山は何か?」つまり志は何かを決めること。
これを決めることで人生の半分は決まる。
座右の銘は「志を高く」
Softbank創業1か月で全ての資本金1000万円を投資して、
エレクトロニクスショーに出展、パンフレットを作った。(創業1か月後、人生2度目の大勝負)
そこから引き合いが来るようになり、1年で30億円稼いだ。
30代で株式公開、アメリカに進出した。
会社の時価総額2900億円のときに、アメリカの展示会「コムデックス」を800億円で買収。
コンピュータ業界の最大の出版社「ジフデービス」を2300億円で買収。
合計3100億円の買収をした(人生3度目の勝負)
これらを買収することで、IT業界の「地図」と「コンパス」を手に入れる。ここで当時社員5人しかいなかった
Yahooを発掘し、100億円投資して筆頭株主になった。
ネットバブル絶頂期(13年前くらい)は自分の資産が1週間で1兆円増えたこともあったが、
その後のネットバブル崩壊で会社の時価総額が1/100の2800億円になった。
ブロードバンド事業に参入。(人生4度目の大勝負)
4000億円かけて、Yahooモデムを無料で配ったりした。
カネも、名誉も、地位もいらないという男が、ライバル会社にとっていちばんやっかいだということを知らしめる。
NTTが回線をつないでくれないとか、ブロードバンド化することでYahooだけではなく他のポータルサイトも利する
ことになるが、自分の会社よりも、日本をブロードバンド大国にする大きな志を貫いて、セコい考え方をしなかった。
ボーダフォン日本法人を2兆円で買収(人生5度目の大勝負)
買収額では日本一の額。
現在Softbankの人口カバー率は98%であり、docomoやauに1%及ばないが、その1%が想像以上の顧客の
クレームを生んでいる。
生の声がtwitterで聞けるようになり、「これではいけない」という思いを強くした。
vodafone時代から、基地局の数は倍増させてきたが、今後さらに倍増させる決意をした。
日本は工業立国であり、もの作りでGDP第2位の地位を築いてきたが、今年中国に抜かれる。
今後、日本が製造業で再び輝けるようにはならない。
これからはもの作りにこだわるのではなく、将来的にアジア中心が中心になって引き起こされるモバイル革命を見据えた
行動をとらなければならない。そのためには頭脳を使う必要がある。
志を高くもて。
99%の人は自分の志(=登る山)を決められていない。
2時間20分長いな〜
後で時間がある時にゆっくり見てみよっと。
「RealPlayer 11 (RealPlayer Downloader)」便利です。
そうですよね。この長さはちょっと躊躇しますよね。
僕もダウンロードの方法見つけましたよ!
Ustreamの録画(recorded)を簡単に保存する方法 | kokumai.jpツイッター総研
http://kokumaijp.blog70.fc2.com/blog-entry-44.html
これでとりあえずは「あとで見る」が出来ます。