作者:上村崇 フリーランスのIT系エンジニア
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クリエイティブな広告123連発


ちょっと怖い画像もありますが、クリエイティブな広告画像集です。
 
自己責任で。
123 Creative Advertising Pictures | StuffKit
 
僕のお気に入りはこれです。
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「日本では絶対に受けないし、逆に非難の嵐にさらされるだろうな」と思える広告もありますが、逆に考えると、海外ではこういった広告が許されているということなんですよね。
文化的な違いというだけで片付けることもできますが、なぜ許されるのかを考えるのも一興ですね。
東日本大震災では、日本のメディアは遺体が映った写真を載せていませんが、海外のサイトへ行けばいっぱい見つかります。
原発の写真や映像も、海外のメディアの方がショッキングなものが見つかります。
 
良い悪いは別にして、広告において日本で穏やかな表現しか出てこないのはこんな理由があるからでしょうか?
・見る側の心理的影響を配慮して、発信者が統制している。
・批判を恐れるあまり冒険ができない。
・細かいことを気にする人が多い。
 
逆に海外では
・見たことによる責任は「発信者側」ではなく、「受信者側」にある。なので見る側がコントロールすべき問題と考えている。
・こんなことよりももっとひどい表現や重要なニュースがあるので気にならない。
・広告なんかに批判するほど民衆は細かいことにこだわっていない。
・「不快に感じる人の数」よりも「あっと驚いて購買意欲をかきたてる人の数」の方が多いのでマーケティング的には成功している。
ていう感じなのかなと。
 
悲惨な映像の報道のレベルの違いにおいても似たような傾向があるのかも知れません。

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2 Replies to “クリエイティブな広告123連発”

  1. 日本では、女性のヒステリックが、文化の歯止めに成っています
    過去の有名どころでは「悪書追放運動」ですが、見た目だけを気にして、内容を考える事をしないのです
    海外の広告は「考えて答えを見付ける事を楽しむ」って所や「イメージを感じる」って所にウエートが置かれているのだと思います
    久しぶりに、良いものを観ました、ありがとう。

  2. 感謝されるとなんだか照れくさいですねー(笑)。他サイトの引用にすぎないので。
    日本における表現の問題については、東京都青少年条例改正も同じような事情なのかも知れませんね。
    臭いものにはすぐフタをする行為が、「思考停止」を加速していると思います。残念ですね。
    人間は考えることができる動物なんだから、もっと考えないと、って思います。

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