2014/4/12のWordBench神戸のふりかえりです。
第33回 WordBench神戸勉強会 – スニペットを共有しよう
参加人数は29名でした。
スニペットってなんでしょう? ネットで調べたら以下の定義だそうです。
スニペットとは、一般的には「切れ端」「断片」という意味の英語である。IT用語としては、プログラミング言語の中で簡単に切り貼りして再利用できる部分のこと、または、検索エンジンによる検索結果の一部として表示される、Webページの要約文のことである。
スニペットとは – IT用語辞典 Weblio辞書
WordPressでの「スニペット」はこの解説の前者の部分です。
テーマの見た目をちょっと変えてみたり、「コメント欄を表示する/しない」などの機能はWordPressの標準機能としてあるので、管理画面から変更することが可能です。
しかし、
・標準機能では満たせない要件がある。
・プラグインを入れても解決できない要件がある。またはプラグインを入れたくない。
という事態に直面したな場合、WordPressの標準機能では実現することが出来ないので、自分で追加プログラムを書いて解決することになります。
特定のサイト1つに適用すればいいだけの専用のプログラムならば、他のサイトに使いまわす必要がないのでコードを保管する必要はないですが、
・別のサイトにも同じような機能を実装したい。
・この便利なコードをほかの人にも教えてあげたい。
という場合は、自分が書いたコードの断片を保管したり共有したりしますよね。
そのようなコードのかたまりを「スニペット」と言います。
スニペットは1行だけのコードの場合もありますし、数百行になることもあると思います。
コードの量や行数は関係ありません。
逆に、スニペットであるための必要条件として大事なことは
「再利用可能なこと」
です。特定の環境でないと動作しなかったり、かなり特殊な用途のため誰も使う人がいない場合などは、スニペットの意味があまり無いです。
そんな便利なスニペットをもくもく書いていこうというのが、今回の勉強会の趣旨です。
もくもくの結果、こんなスニペットが作られました。
「これは使えそう!便利!」と思うスニペットがあればどんどん使っちゃってください!
- メディア一覧にURL表示を追加
- PC・タブレットとスマートフォン・ガラケーを判別
- 管理画面の表示テキストを変更する
- 抜粋の文字数を変更する
- デバッグを表示させずにログに書き出して確認する
- ショートコードでGoogleアドセンスを記事内に含める
- ログインユーザーしか閲覧できないコンテンツを作る is_user_logged_in
- プラグインの新規追加と編集をできなくする
- Facebookのボタンを加える
- 自分のサイトのURLを出すショートコード
- ビジュアルエディタの見出しをカスタマイズする
- $content_width定義
- お客さんに、記事投稿してもらえるフォームを作る! wp_insert_post()
- 管理画面以外でだけ特定のJavascriptを読み込みたい
- 特定のページのみ特定のスタイルシートを適用
- Google+1ボタンを設置する
- 管理画面の一覧表示にカスタムフィールドの値を追加
- カスタム投稿にRSS追加して固定ページ内でカスタム投稿一覧をfeedで出力してやる荒技
- widgetを追加する
- 投稿者のauthorを非表示にする
- 一部、管理メニューを非表示にする
- Jetpack InfiniteScroll有効化
- 固定ページではビジュアルエディタを利用できないようにする
- 投稿やカスタムポストを管理画面でタクソノミーで絞り込みを追加する
- 特定カテゴリをウィジェットカテゴリーから除外する
- 記事を公開する前に確認の旨のアラートを出す事で、ぼけっち公開ミスを防げるようにします。
- ウィジェットでショートコードを使えるようにする
- 日本語タイトルの投稿スラッグを自動生成
- 投稿一覧にアイキャッチをON
- 新着記事にnewアイコンを加える
- 固定ページ一覧にスラッグを表示
- ログイン画面にカスタムCSSを適用
- アイキャッチ画像を使えるようにする
- 投稿者アーカイブは必要無い
- パスワード忘れのリンク先変更
参加者のnendebさんより、スニペットが多く掲載されているサイトを紹介していただいています。こちらも参考にしてください。
WordPressのチュートリアルやスニペットサイト | WordPress 不動産プラグインで不動産ホームページ
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第33回 WordBench神戸勉強会 – スニペットを共有しよう
次回のWordBench神戸は2014/5/10です。
第34回 WordBench神戸勉強会 デザイン教えて君