2013/7/13のWordBench神戸のふりかえりです。
第24回WordBench神戸 ~ いろんなテーマをご紹介&pre_get_postsの使いかた
最初、いつも使っている西宮市民交流センター会議室(40名)を確保していたのですが、参加申し込み開始4日間で定員に達してしまい、参加したいのに出来ない人が多数発生する事態となりましたので会場を変更して開催しました。
先月行われたWordCamp神戸の効果か、WordBenchに初めて参加するという方が多く見受けられました。
結果的に今回の参加者は70数名。これくらいの数の参加者需要は今後も継続していきそうな予感がします。
「WordPressの使いやすいテーマをご紹介」
mamyさん( @mamy315 )、森光さん( @ktkanako ) くろうささん( @kurousa_007 )、上村( @uemera )の4名が、それぞれオススメのWordPressテーマを紹介しました。
世に出ているWordPressテーマの数って数えきれないほどありますから、そこからお気に入りのテーマを見つけ出すというのはなかなか大変です。
そこで、WordPressユーザがよく使っているテーマや、気になっているテーマをいくつかピックアップして、テーマ選びで悩んでいる人に参考にしてもらおうという趣旨で発表しました。
Mamy315さんによる「Responsive」
“Responsive”っていう名前からだと、レスポンシブデザインであることだけが売りのテーマと思いがちですが、実はこのテーマはそれだけではなく、管理画面の設定項目数やテンプレートファイルの数が充実してて、かなり高機能なテーマです。
WordBench神戸資料-テーマ:Responsive
http://www.slideshare.net/mamy315/wordbenchresonsi
デモサイト
http://mamydesign.net/responsive/
森光さんによる「yoko」
サクッとカスタマイズできて日本語対応もバッチリの「yoko」。
簡単に使えるテーマなので、Web制作者だけじゃなくてお客さんにも直接カスタマイズしてもらいやすいそうです。あと森光さんは阪神ファンだそうです。
当日のスライドは非公開ですが、内容について別途ブログにまとめていただいています。
2013.7.13 WordBench 神戸 「お気に入りのテーマを見つけよう!yoko編」で発表させていただきました | blue-green ホームページ制作メモ
[参考]
WordPressのYokoテーマの日本語翻訳ファイルを作りました。 | firegoby
このテーマの日本語翻訳ファイルを作ってくれた宮内さんのページ
くろうささんによる「Pinboard」
ページ内の画像をマルチカラムでレンガ状に表示するMasonryタイプのテーマが流行っていますが、Pinboardはそんな用途にぴったりです。
テーマで使う色の数々は管理画面から細かく設定することができ、あらかじめ用意されているウィジェットエリアの数も多いので、テンプレートファイルを直接編集しなくても管理画面で多くのことができるようになっています。くろうささんの実際のデモでは、「テンプレートファイルを編集しない」、「cssも編集しない」方針で作ったネイルサロンのサイトを紹介していただきました。
ここまでカスタマイズできるんですねー。すごいです。
上村による「Foundation for WordPress」
Twitter Bootstrapほど有名ではないですが、一部のギークに人気のCSSフレームワーク「ZURB Foundation」をベースにしたWordPressテーマです。ボタンやテーブルなど、あらゆるHTMLタグに対応するCSSのセットがすでに組み込まれていますので、テーマ本体や投稿記事を簡単に装飾することができます。
WordPressのショートコードもいくつか使えるようになっていますので、コード作成の労力も軽減されそうです。
WordPressテーマ Foundation for WordPress の紹介
http://www.slideshare.net/uemera/introduce-of-wordpreesforfoundation
[参考]
ZURB Foundation Kitchen Sink(英語)
ZURB Foundationで表現できるタグ、コントロールの一覧です。
Foundation for WordPress Shortcode Reference(英語)
Foundation for WordPressで使えるショートコードの一覧。
Zurb Foundation 4 チートシート | notnil creation weblog
数少ない日本語の情報です。
「これからのpre_get_postsの話をしよう」
菱川さん( @HissyNC )の発表です。
PHPを使ったバリバリのカスタマイズに関する話であり、pre_get_postsのテクニックはWordPressのカスタマイズ手法としてまだあまり浸透していない概念ですので、今回の話はかなり上級の部類に入ると思います。
一見さんを寄せ付けない硬派な?スライドで、聴く者を沈黙(失神?)させました。
一度見ただけでは理解は困難だと思います。10回繰り返して復習しましょう。
これからのpre_get_postsの話をしよう
http://www.slideshare.net/HishikawaTakuro/pre-get-posts
[参考]
query_postsを捨てよ、pre_get_postsを使おう【追記あり】【報告あり】 | notnil creation weblog
今回の発表に至るきっかけになったブログ記事
WordPressでページ送りが動かないのはどう考えてもquery_postsが悪い!【pre_get_postsまとめ】 | notnil creation weblog
今回の発表の補足記事
WordPress › フォーラム » query_posts:2ページ目の表示は正しいが、個別記事のリンクが1ページ目と同
query_posts()は、適切に使わないと表示がおかしくなるという事例です。
【WordPress】pre_get_postsを使ってハマりました。 | ht79.info
pre_get_postsも正しく使わないとハマります。
「bren版WordPressの学習方法」
brenことWordBench神戸の管理人中本さん( @bren_boss )の発表です。
「デザインが得意」「コーディングが得意」「プログラムが得意」といった、それぞれのタイプ別に、WordPressの勉強方法を解説してくれました。
WordPressに関する情報はたくさんありますが、これもWordPressテーマと同様、情報や種類が多すぎて「どこから手をつけたら良いか分からない」という状態に陥りがちですので、「オレだったらコレをおすすめする」というのは参考になりますね。
brenさんに限らず、ほかにも「オレはこうやって勉強した」と言える人がいっぱいいそうですので、勉強法についてディスカッションして情報を共有するのもいいかも知れませんね。
WordPressの学習方法
http://www.slideshare.net/brenkobe/word-press-24205378