作者:上村崇 フリーランスのIT系エンジニア
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twitterのつぶやきがバズったのでそこから得た学びを書き留める


twitterのつぶやきがバズりました。

いい経験になったので学んだこととか分析したことを書き留めておきます。

バズるとどうなるか?

スマホの通知がひっきりなしに来ます。
・しかし、twitterアプリ(iPhoneの場合)は良くできていて、いくつかの通知を集約してくれたりします。通知をそのまま放置しているとその後の通知はあまり出てこなかったり?していました。
・iPhoneの設定で、通知を完全にOFFにしたりできるので、通知を気にしないで済む方法はあります。

どういった反応がくる?

知らん人からいっぱいリプライと引用RTがきます。
・直接リプライしてくる人は純粋に質問してくる人とか同情してくる人が多い。おおむね肯定的な意見ばかり。
・引用でコメントしてくる人の中にはdisってくる人もいます。
たぶん、「引用RTは本人に通知されないから気づかれない。したがってdisっても分からない」と思っているようです。
しかし、引用RTでも通知はちゃんとくるので分かります。
こちらからレスを返すと「えっ見えてたん?」て慌てる人が多かったです。

反応の内容は以下に大別できます。
1. 「うちも同じようなことあった。話聞いてよ〜」自分語り系
2. 「こんなに話通じない人いるんですね。頭悪いですね」という断罪系
3. 「なんでこんなことになるの?ちゃんと契約かわさないとダメだよ」という説教系
3. 「だから日本はダメなんだ。社会が悪い」社会問題にしたがる系

私が観測できる範囲

・RT直後にエアリプしている人は、その内容は私のほうからは(手順が煩わしくて)追えません。
リツイート直後のツイートを表示するやつ というツールがあるけど、すべてのツイートを追ってくれるわけではないから万能ではありません。
エアリプを隅々までチェックできたとしても、ヘイトツイートがたくさん見つかると思うのであえて見ない方がいいのかも知れない。(笑)
・誰が「いいね」とか「RT」をしたか?というのは全部は把握できません。
通知があった直後にtwitterアプリを開くと直近の通知は見られるけど、時間が経過した通知は流れていってもう追えません。
・バズったツイート以外の自分のツイートについて、「いいね」「RT」されても気づけません。通知に埋もれてしまうので。
ただし、自分の過去のツイートについて1つ1つ遡って状況を確認することはできるので、完全に確認できなくなるわけではありません。
・リプライ(返信)はどのツイートに対してでも全部確認することはできるし、後からでも調べられます。探せない数ではないので。リプライの数は今回の件では50件くらいかなと思います。

反応に困るリプライなど

twitterは、もともと自由につぶやいて良いツールだし、ひまつぶしの道具なので生産性とか合理性とかを求めるべきものではないんだろうけど、たくさんの人を相手にして感じたのは
「ヒマな人が多いな」
ということでした。僕もヒマ人なので、直接リプライくれた人については全部返したけど。
「お疲れ様でした」とか「苦労されましたね」とかいうねぎらいの言葉だと「ありがとうございます」て素直に感じるんだけど、
「オレの話を聞いてよ」とか「相手は頭悪いな」とか「ちゃんと○○したの?」というリプライについては
「知らんがな」「ちょっと違うんだけどなぁ」ていう感覚の、「モヤっとする」感がありました。
みんなヒマだから話を聞いてほしいんだね。
私は介護ヘルパーになった気分で「twitter民の話を聞く」役を演じました。それがtwitter民のタイムラインを騒がせた者の罪滅ぼしなのです。(たぶん)

140文字では言いたいことすべてを表すことはできないんですよね。私も1ツイートで完璧なシチュエーションを伝えられていないし、相手も足りない部分を勝手に補って情報を膨らませた上でリプライするから話が噛み合わない。
だからtwitter上で議論したり、喧嘩したりするとまとまらないし逆にこじれるので、そういうことはしてはダメなのです。

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あと、相手は年端もいかない学生だったりすることもあるので、意味不明なことを言われても
「ああ、学生かな?しょうがないよね」くらいの寛容さをもったほうがいいかも知れません。

寛容さが試されるリプライの例
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良かったこと

逆に良かったことはフォロワーが増えました。
割合的には、「いいね」してくれた人の0.5%くらいだと思います。
つまり、1万の「いいね」がついた場合はフォロワー50人増える計算。

どうやったらバズるのか?

・普段から「おもしろいことを言ってたくさん反応があればいいな」とは思っていました。
・しかし、このツイートは自分の中では「そんなにおもしろくない」ツイートだったしそんなに注目されないと思っていました。
・しかしバズりました。「何がバズるか」とか「なぜバズったか」は分かりません。自分の意図や狙いとは違うところでバズるものだということを学習しました。
・つまり自分の価値感覚とtwitter民の価値感覚が完全に一致することはないし、おそらく他人同士でも違います。狙ってバズらせることは難しいです。
・運とかタイミングも関係すると思います。あと影響力のある人(インフルエンサー)が初期にRTして着火するかどうかによっても変わってくると思います。
・ただし「バズるはずがない」ツイートばかりしていてもバズりません。「バズる可能性があるツイート」を量産することで、その中の1つがバズる確率は上がるので、継続的におもしろいことをつぶやくことは重要だと思います。

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↑Aのポイントを目指してもバズらない。Bのポイントを狙ってツイートするとバズる。(ただしなぜバズるのかは(自分が面白いと思うポイントではないので)理解できない)

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なんとなく感じた人の心理

あともう一つ感じたこと。
今回バズったツイートは
A.「こういうことあるある。共感できる」

B.「なんてひどい。許せない」
という負の感情が、拡散に貢献した気がしています。

念のためことわっておきますが、私のツイートは事実を述べただけであり、
「これひどいでしょ?許せないでしょ?」ていう負の共感を訴える意図はないのですが、結果的にそうなってしまったようです。

一方、
C.「このネタおもしろい。拡散しよ」
とか
D.「これは見ててほっこりする。癒やされる。幸せな気分になる」
といったポジティブ感情系のツイートも拡散されやすいと思います。

そして「ポジティブな共感よりもネガティブな共感のほうがエネルギーとしては強い」ってどこかで聞いた気がするので、DよりもBのほうが拡散を生みやすいんだと思います。
ただ、かといってネガティブなことばかりつぶやいていると、性格もネガティブになるし周りにもネガティブな人しか寄ってこなくなるので注意が必要です。
楽しい方向で影響を与えられる人になったほうがいいですね。

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