土曜日の草野球が終わってから、寒い路上で立ち話していたのが良くなかったのか、風邪をひいてしまいました。
微熱が出ていますが、37度以上にはなっていないのでインフルではないでしょう。
時事ネタを2つ
asahi.com(朝日新聞社):都市への人口流入にかげり 名古屋圏、7年ぶり転出超過 – 社会
http://www.asahi.com/national/update/0129/TKY201001290495.html?ref=rss
これは一つの象徴的な出来事だと思います。
僕はこれは一時的な現象ではなく、今後も都市人口は減っていくと予想しています。
・出生数は減少しているので、今後若者の数は減少していく
・優秀な人は海外に出ていく
・インターネットの普及により、通勤しなくてもノマド的な暮らしが出来るようになる。
・都市の高い家賃を払えなくなる低所得者層が多くなる。
(路上生活者は増えるかも知れないが、住所が無いので統計には表れない)
などがその根拠ですね。かつて、地方から都市への人口流出が日本各地で起こりましたが、それが今はグローバル化によって、東京やその他日本の大都市が世界の中の地方という位置づけになっていきます。
asahi.com(朝日新聞社):神戸地下鉄海岸線10年続き赤字へ 「起爆剤」あて外れ – 社会
http://www.asahi.com/national/update/0131/OSK201001310005.html?ref=rss
利用低迷の原因として、震災による人口減少や、沿線の新長田駅南地区再開発などの復興事業の効果の遅れなどを指摘した。
いや、それもあるのかもしれないけど、
・三宮花時計前駅のアクセスが悪い(JRと繋がっていない)
・新長田駅でも地下鉄間の乗り入れをしておらず、アクセスが良くない
・沿線である和田岬周辺の集客力がないし、企業誘致もない模様
・ホームズスタジアムを拠点とするヴィッセル神戸の成績がよろしくない
というのもあると思うんですね。
和田岬周辺なんて、地下鉄開通する前と後でなんか変わったんか?なんも変わってないような気がするけど…
そういえば当ブログでも和田岬探訪というカテゴリで日記書いていました。和田岬に勤めていた頃の話です。
神戸市は神戸空港といい地下鉄といい、最近負けっぱなしですね。
株式会社神戸市なんて言われた時代もあったのですが。
戦後の高度経済成長期には、市街後背部の山地より削り取った土砂を用いてポートアイランドを代表とする人工島を臨海部に埋立造成し、商工業・住宅・港湾用地として整備すると共に、埋立用土砂採取後の丘陵地を幾つもの住宅地・産業団地として開発した。この一連の施策は「山、海へ行く」と呼ばれ、都市インフラの拡充・整備が大きく進むことになった。1981年のポートアイランド第一期竣工時には、地方博ブームの先駆けとなる「神戸ポートアイランド博覧会(ポートピア’81)」を開催して成功させるなど、これらに代表される都市経営手法は、「株式会社神戸市」と称され全国の市町村から自治体経営の手本とされた。