25時間半の船旅を終え、小笠原諸島の父島へ。
6日に一便しか運行がないおがさわら丸の到着と出発は、島民にとってちょっとしたイベントとなっている。
父島到着が少し遅れたこともあって、休む間もなく母島行きの船に乗り換えた。
この船でさらに2時間。
母島は言いようの無い僻地感が漂う。
この母島からだと、東京に出るには船2時間+待ち時間+船24.5時間で合計28時間くらいかかってしまう。
恐ろしい…
母島では、ユースホステルに泊まった。
この日は移動だけで夕方になってしまったので、レンタルバイクで少し島内を見て回るくらいしかできなかった。
離島マニア、と僕は呼んでいるが、そういう人は島が好きである。
母島に2週間も滞在していく人もいるという…
実際、今日出会った人でも、滞在一週間目という人がいた。
今回で4回目の訪島という人もいた。
なんとも恐ろしい…
僕はそういう人の気持ちを汲み取れないまま、明日母島を出る。
ま、僕も世間一般の人と比較したら、離島マニアかも知れないけどね。
そもそも小笠原に行こう、なんて思う人なんて稀だし。
離島マニアの人の話を聞いて、今度は与那国島かなー、なんて思っちゃってるし。
でも僕は、いったん島に上陸して地に足をつけたらそれで満足するので、あまり長期滞在したいとは思わない方。