
「死ぬときに後悔すること」を読みました。
けっこう売れている本みたいです。
終末期医療の専門家である緩和医療医が1000人以上の死と対峙し、人はどんな後悔をもって死んでいくのかを25の項目に綴っています。
悔いの無い死を迎えるには、やはり生きているうちに精一杯やり遂げておくことが大切だと感じさせられます。
人間は後悔とは不可分の生き物である。
現実問題、私が見届けてきた患者さんたちは、大なり小なり何らかの「やり残したこと」を抱えていた。だから昔、程度の差こそあれ、後悔はしていた。
けれども、その後悔の程度には大きな違いがあった。単純な話だが、明日死ぬかもしれないと思って生きてきた人間は、後悔が少ない。明日死ぬかもしれないと思う人間は、限られた生の時間を精一杯生きようとする人間であり、一日一日に最善を尽くそうとする人間である。一期一会を思う人間である。
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先日読んだ、衝撃!EUパワーに引き続き、またもや大前研一氏の本で。
2006年に出版されたのでやや古いですが、内容はそんなに古さを感じませんでした。
今後ますます、弱い者は締めだされる格差社会がはじまります。
なんとか智恵をつけないと生き残れない感じがすごくしています。
私はその人の生み出す付加価値によって、これからは100倍の格差が当たり前になると考えている。詳しくは本文に譲るが、同じ大学を出ても、20年経った45歳の年収では、5億円から500万円の差がつくということだ。単純作業や業務処理をするだけの人は、世界標準で見ればせいぜい年収200万円が相場で、フリーターなどアルバイト生活となれば、それ以下になるのは必至だろう。
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大前研一氏の本はわりと読んでます。
最近ギリシャ問題で騒がれているのであぶなっかしいと思われているEUですが、そのEUをテーマに最近の情勢を解説してくれている本です。
確かにギリシャはやばいみたいですが、EUという超国家を見た場合、致命的なダメージを受けるほど脆弱な組織なのでしょうか?
この本を読む限り、EUの将来はけして悲観するものではなく、むしろこれからもアメリカをしのぐパワーを持つ巨大国家としてその勢いを増していくのではないかと思いました。
ドルに代わる通貨ユーロも、これからどんどん存在感を増してゆくでしょう。
私はよく、「タクシーの運転手を見るとその国の経済実態がわかる」と言っている。
たとえばロシアでは、かつてはタクシーの代金はルーブルで払っていた。
けれどもペレストロイカ(改革)が始まったらインフレで、1ルーブル=400円だったものが2円にまで落ちてしまった。
おかげでケタが足りなくなって、メーターを使わなくなった。
そして「どこどこまで行ってくれ」と言うと、ドルで料金を言ってくるようになった。
最初は5ドルとか10ドルとか言っていたものが、だんだんエスカレートして、ごく近いところなのに20ドルなどと言い始めた。
ところが4,5年くらい前、1ユーロ=1.2ドルくらいになったときに、「お客さん、ユーロ持ってないか」「あそこへ行くのに5ユーロだ」という言い方に変わってきた。
「あれ、カレンシーがシフトしたな」
と私は思った。
そこで、「悪いが、ぼくはドルしか持っていないのだよ」と言うと、5ユーロと言っていたくせに、今度は「10ドルくれ」と言いだすのだ。
こういうわけだから、タクシー料金と言うのは、一種の先行指標なのである。
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「FREE」を読みました。
インターネット時代、Googleはじめ多くの企業が自らの成果物をフリーで提供しています。
インターネット時代の全盛は、フリー全盛の時代でもあったのです。
そのフリーのメカニズムを分析した本です。
グーグルはアメリカでもっとも儲かっている企業のひとつだし、リナックスの生態系は300億ドル産業だ。私が無料のワイアレス・アクセスにつられて利用しているこのコーヒーショップでは、三ドルのラテが飛ぶように売れている。
ここに無料(フリー)のパラドックスがある。料金を取らないことで、大金を稼いでいる人々がいるのだ。すべてとは言わなくても、多くのものがタダになっていて、無料化無料同然のものから一国規模の経済ができているのだ。それはどのようにして起こり、どこへ行こうとしているのだろうか。
これが本書の中心となる疑問だ。
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数日前にブログで書きましたが、百式の田口さんのお言葉がありがたかったので、そこでおすすめされている本を買って読むことにしました。

いわゆる、能率的に仕事や作業をこなすためのハウツー本です。
期待して読んだのですが、どちらかというと少々あてがはずれました。
自分にとって、そんなに新しいことが載っているわけではありませんでした。
やらなきゃいけないことが多いとき、ストレスを感じるのは、それを中途半端な状態で頭の片隅においてしまうことが原因だそうです。
いったん、「何をやらなくちゃいけないのか」を全部リストアップして、「次にどういう行動をとれば、その問題は片付くか」を考えておくことで、頭の中がすっきりするそうです。「水のように澄んだ心」を手に入れられるという訳です。
そのへんの手法をGTD(Getting Things Done)と言います。
ま、でもそれくらいのことは僕もやってますけどね。でもストレスはたまりますよ。
もしかしてやり方が甘いのかな?
たとえやるべきことが山のようにあったとしても、頭をすっきりさせつつ、リラックスしながら高い生産性を発揮していく「やり方」がある。私がGTDと呼んでいる。
この「やり方」を見につけることさえできれば仕事でもプライベートでも効率よく物事をこなし、充実した人生を送っていくことができるだろう。
私が提唱するGTDの柱はふたつある。
ひとつは、やるべきことを"すべて"把握しておくということだ。今やらないといけないこと、あとでやること、いつかやる必要があること・・・ 大きなことも小さなことも、すべてを頭の中からいったん吐き出し、信頼できるシステムに預けることだ。
当たり前のように聞こえるかもしれないが、ほとんどの人はこれができていない。
(「あなたのやりたことを今ここですべて見せてください」と言ったら、あなたは見せることができるだろうか)
柱のふたつ目は、人生において常に降りかかってくるあらゆる"インプット"にその場で対処できるようにすることだ。
それらが発生したときにどう判断を下し、どういった"次にとるべき行動"を見極めるべきか。これも常識に思えるかも知れないが、ほとんどの人にはそうした習慣がない。
そしてその習慣がないゆえに、日々降りかかってくる「やるべきこと」に振り回され、「あれもしなくちゃ」「これもしなくちゃ」という焦りだけが頭の中で空回りしつづけることになる。
「やるべきこと」が2分以内に出来ることであれば、優先度を考えずにすぐにやってしまう、というフレーズには共感しました。
確かにそうした方が、ちょっとの苦労で自分のタスクが減るので、ずっと頭の中に置いておく必要がないしストレスも減ると思います。
ちょっとしたことはすぐにやる習慣をつけたいと思います。
「次にとるべき行動」が2分以内にできることなら、その場でやってしまおう。たとえば、30秒以内に読んで返事することができるメモがあったときには、即座に実行する。1分か2分でカタログをチェックできるときは、目を通して捨てるなり、人に渡すかなりしてしまおう。そのカタログから買いたい物があるなと思えば「資料」として保管しておけばいい。何かのプロジェクトの「次にとるべき行動」が、留守電に簡単な返事をするというものなら、今すぐやってしまおう。
優先順位が高いものでなくても、いつか行動するつもりならここでやってしまうことだ。2分以内という基準を設けているのは、2分以内でできるならその場でやってしまうほうが、整理したあとにやるより時間を節約できる可能性が高いからだ。要するに効率の問題だ。行動する価値のないものは迷わず捨て、行動が必要で、いつかやるつもりのものは、効率を基準にしていまやるかどうかを判断するわけだ。
この「2分ルール」が習慣になると、あなたの生産性は劇的に向上する。あるクライアントは、1日当たり1時間、自分で使える時間が増えたと喜んでいた。
まぁ要するに、ちゃっちゃとやればいいわけですね。
言葉を文字通りにとるならば、生命保険とは生命の危険が起こった時のリスクに対して保障してくれる制度ですが、それは目に見えないものであり、いざという時にしか効果を発揮しないものですから、日常生活を送っている分には必要性がほとんど感じられません。
逆に、生命保険を確認できるタイミングと言えば、そういう災いが起こったときではなく、保険営業職員のおばちゃんがやってきて加入を勧められたりするときぐらいです。
日本の生命保険の伝統的な販売手法を義理(G)、人情(N)、プレゼント(P)からなる「GNPセールス」と言うそうです。
「自らが必要だと判断して生命保険に加入した」という人は少なく、そういった営業手法に乗せられて生命保険に加入したという人が圧倒的に多いのではないでしょうか。
ピーク時には50万人いたといわれる営業職員が、全国津々浦々まで生命保険の必要性を啓蒙し、普及させてきたからだ。生命保険の世帯加入率は90%である。我が国の9割の家庭が何らかの生命保険に加入している計算になる。ちなみに、個人保険の世帯加入率はアメリカが50%、イギリスが36%、ドイツが40%、フランスが59%なので、相対的に日本の普及率がいかに高い水準にあるかわかるだろう。
国民のほとんどが生命保険に入った結果、日本人が生命保険に支払っているお金は、年間40兆円を超えるほどにまでなっているそうです。
国民総生産が550兆円ですから、1割弱にもなります。家庭1世帯が20年間に払う保険料は1000万円。
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かなりガツンとくる本です。
佐々木俊尚さんの本は、以前「仕事するのにオフィスはいらない」を読みましたのでこれで2冊めですが、佐々木さんの本は面白くてためになります。
内田先生が絶賛しているなど巷の評判通り、たいへんおもしろかったです。
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去年の秋にいただいた本なんですが、チマチマ読んでて遅くなっちゃいました… すいません。
今頃書評?っていう声も聞こえてきそうですが(汗)、私の頭の中の整理も兼ねて感想を書くことにします。
この本は言うまでもなく、ITエンジニア向けの本です。
ライブドアのピークトラフィック4Gbps (1秒間に4ギガビットのトラフィックがあるということ)を処理するサーバーインフラシステムについて、構築のノウハウが凝縮されています。
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昔、父が「トランジスタ技術」を毎号購読していました。
雑誌の中をのぞいてみると、何やら難しいことが書いてあるので、少年の心にはそれ以来、「半導体とはなにやら難しいもの」という固定観念だけがつきまとっておりました。
しかし、巷で話題になっていたので、「日本「半導体」敗戦」を読んでみました。
こういう「日本はもうダメポ」論、結構好きです。もっとやれ!
日本半導体産業には深刻な病気がある。それは、過剰技術で過剰品質、過剰性能の製品を作ってしまってしまう病気である。これは、半導体だけに限らない。ガラパゴス化した携帯電話や、世界市場でシェアを失った薄型テレビなどデジタル家電も、すべては、同じ病気にかかっている。この病気のもう1つのやっかいな点は、コスト意識が無いということである。つまり、この病気に冒されると、過剰技術で、過剰品質、過剰性能かつ高価格の製品を作ってしまうため、グローバルなビジネスで敗北してしまうのである。この病気のせいで、私の人生は、大きく狂ってしまった。
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プレゼンテーションZENを読みました。
著者はアメリカ人?ですが、日本で大学講師をしているそうで、日本にも造詣が深いです。ZEN="禅"の概念をプレゼンテーションにあてはめ、"Simple is Best"の精神を説きます。
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お正月を利用して読みました。
今度WordPressの勉強会をするので、事前に体系的な知識を仕入れたいと思いまして。
WordPressの本はいくつも出ていますが、WordPressのバージョンアップ頻度が結構高いので、どの本も時代遅れになっちゃってますね。
WordPressの現在のバージョンはV2.9で、2009/12/18にリリースされましたが、まだこのバージョンに対応した本は出ていません。
本書はその1歩前のV2.8時点での解説書ですので、最新のバージョンに対応はしていません。
他にはV2.5とかV2.6対応の本がいくつか書店に並んでいましたが、もう古いですね。
本当に最新の情報を求めるなら、インターネット上の情報を求めていくしかありません。
しかも、ドキュメントはすべてのページが日本語翻訳されていませんので、英語の元ドキュメントを漁る勇気も時には必要です。
このように本書はもう最新バージョンに対応した本ではなくなっていますが、WordPressを体系的に理解するためには良いと思います。
テーマのカスタマイズとか、WordPressの使い方とかの割と易しいめの本はあるのですが、本書はテーマのカスタマイズ方法はもちろん、プラグインの作り方や、管理画面のページを作る方法など網羅していますので、プラグイン開発者におすすめです。
レベルとしては、中級以上の本だと思います。
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「金持ち父さん貧乏父さん」を読みました。
2000年に出版された本ですが、まだ売れ続けている名著です。
私たちが普段学校では習わない「お金の哲学」は、生きていくうえで実は必要不可欠な知識であることを教えてくれます。
同じファイナンスリテラシーに関する本でも、先月読んだこの本とは違って各論に走ることなく、根底にある基本的な考え方や姿勢について指導してくれてるので、いつの時代にも当てはまる普遍的な考え方を見につけることができます。
「学校で教えてくれないお金のこと」を学ぶ上で、読んでいて損はない1冊だと思いました。
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1か月くらいかけてダラダラ読んでしまいました。もう本の最初の方あまり覚えていないですが…。
ユニクロブランドを引っ提げて急成長するファーストリテイリングの柳井正さん著の本です。
不況でも成長する秘訣は何なのか。7000億円もの売上を稼ぎだすユニクロの経営理念がこの本には詰まっています。
社長の柳井さんは60歳とのことですが、とにかく考え方が若いです。古い考え方やしがらみにとらわれず、新しいことをどんどん考えて実行し、失敗だと判断したら速やかに撤退しています。
そして「お客様がどう考えているか、どうしたら買いたいと思うか」をいつも考え、徹底した顧客第一主義を貫いています。
小売業だからと言って日本国内だけの市場を見つめていればよいという訳ではなく、グローバル化の時代の到来を予見し、自らも率先的に海外展開しています。
今となっては、H&MやGAPのように全世界に知られるアパレルメーカーとなっています。
企業理念というか、仕事への取り組み方について語っている記述がところどころにあり、成功した経営者としてのお言葉としてとても勉強になります。
企業経営は、なんでも実際にやってみないと分からないことが多い。完全なものが出来るまで待っていたら、何にもできない。自分の会社や事業として、単純に「こんなことをしたい」のではなく、常に「どうあるべきか」を考えて決断しなくてはならない。多くの人が、自分に果たしてできるだろうか、自分には能力がないのではないか、こんなことよりも自分は別のことをしたほうがいいのではないか、などと思い悩む。それで大失敗するのだ。
世間とか世の中は自分よりももっとずっと大きな存在なので、自分の都合などは聞いてくれない。社会的に必然性がなければ失敗する。社会がその事業を要求するから成功するわけで、本当は何も思い悩む必要などないのだ。
世の中の変化と市場は暴力的です。
そこでは自分の都合や自社の都合は一切許されません。
会社を成長させようと思ったら、「現状満足」では絶対にダメで、現状を否定しつつ変えていかなければならない。そうするには経営者や幹部自身がまず自分を変えようとしなければなないし、それができなければ会社は変わらない。
サラリーマン社会の浸透というのは、自分が意思を持ってこうするのだ、というよりも、他人からこうしてくれと指示されない限り動かない、そんな思考の人が増えていることを示している。それでは、だめだと思う。
本来、仕事というのは自分で作り出していくべきものである。
店舗で接客販売する場合も、本社や本部で仕事をする場合も一緒だと思うのだが、自分がやるべき仕事の範囲は、社内の職務分掌規定に決められているにせよ、初めから範囲を限定してはいけない。本来は、自分で仕事を発見していかなければならないのに、与えられた仕事だけをするのがサラリーマン、あるいは会社員だと考えているのか、そういう人が増えてきている。
仕事というのものは、自分の専門分野のことだけ考えれば良いのではなく、部門を超えてどんな影響を与えあうか考え調整しながらやるべきものである。自部門に余裕があれば、忙しい他部門を手伝ってあげるべきだが、誰もそういう具合には考えない。そして、いつの間にか自分の城を築き、守りに入る。これでは「会社」ではない。会社は、そこで働く普通の人たちの力が、みんなで働くことによって何倍にも大きくなり、個人では成しえないような偉大なことを行う場所である。それを阻害するような壁や城があったら邪魔なだけである。
品質の良くない商品をいくら売っても、いくら売れても楽しくはない。「安いですね」と言われるだけであれば、商品を自分たちで作る必要もない。良い商品を作って売って、それをお客様が喜んで買ってくれるから楽しいのだ。
ユニクロはまだまだ成長するでしょうね。
グローバル市場は大きいですから。

タイトルにつられて買ってしまいましたが、あまりおもしろい本、というか役に立つ本ではありませんでした。
せっかく読んだ手前、悔しいのでブログエントリにはあげときます。
世界一の貯蓄高を誇りながら、お金を上手に使えないことは、今の日本人にとって大きな問題のひとつです。言いかえれば、日本人は未だ「賢いお金の使い方」や「お金と人生設計」について教わったことがなく、また一度も考えたことがないということなのかもしれません。
ということで著者は不動産投資をして、財を築くことを説いていますが、たまたまこの人はそれでうまくいっただけでしょう。
出版された時期が2008年1月ということに先に気づいてから買うべきでした。リーマンショック後暴落した不動産を見て、同じことをやれと言われても無理でしょう。
まぁ、成功した人のやり方をそのまままねていたらダメってことですね。成功した人がどう考えて、なぜその行動に至ったかを考え得ることは意味があると思いますが。
佐々木俊尚著「仕事するのにオフィスはいらない」を読みました。
「これからは個人の時代」を体現している著者の、ノマド(遊牧民)的ワークスタイルを紹介した本です。
「働く」というイメージの中には、特に会社員は「会社に通勤する」「自分のデスクで作業をする」など、
一か所に集まって会社組織の中で集団で活動するイメージがあります。
しかし、これからはノマド的なワークスタイルが身近になり、会社勤めのような働き方でなくても十分に
仕事をしていけると言います。
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池田信夫著「希望を捨てる勇気」を読みました。
日本経済はこれからどうなっていくのでしょうか。1980年代まで続いた日本の成長も、90年代に起こったバブル崩壊から停滞を続け、失われた20年を経験しました。
ぼくらの世代(30代)までは昔の日本の好景気や高度成長を知りませんから、停滞する日本と歩調を合わせるように自分の人生に未来を描けなくなってしまっています。
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任天堂 "驚き"を生む方程式 を読みました。
今まさに伸びている会社はやっぱり普通と違いますね。
普通と違うだけに、この会社のやり方をそのまま素直に参考にできるところは
少ないのかも知れません。
しかしこういう、普通ではないことを目指す姿勢をもつことは、どの会社にも意
味があるのではないかと思います。
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桜田ケイ著「はじめてでもすぐ占える かんたんタロット」を読みました。
彼は大学時代の友人で、今はタロット占い師をしているかわった奴です。
初めて出版した本(だと思う)なので、興味があり読んでみました。

占いは信じない方だし、占い師に占ってもらったこともない(彼には大学時代に一度みてもらったかも知れない)ので、
こういう世界はほんとに知らないのですが、そういう人でも分かりやすくとっつきやすい本です。
これを手元においておけば、自分でセルフ占いもできると思います。
タロットカードは22枚+56枚の合計78枚あります。そのうちの基本である22枚について本書は解説しています。
56枚のほうも気になりましたが、それを説明しだすとキリがない?ということになるんでしょう。
基本の22枚(大アルカナ)は番号で言うと0~21。0が入っているところはナゾですが、システム屋の僕に言わせれば
C言語チックな感じがして親しみがもてます。
タロットカードには「太陽」とか「正義」とかのカードとかばかりではなく、「悪魔」とか「死神」のような悪そうなカードも
もちろん存在します。
しかし、一見悪いカードも、かならず希望が持てるように逃げ道が残されています。
それはタロット占いが「善い・悪い」を決めつけたり「当たる・当たらない」を評価するための占いではなく、今日の占い
の結果を真摯に見つめて、これからどうするのがよいか解決策を頑張って見つけ出そう、という、前向きな気持ちを
注入するための占いであることを思わせます。
占って欲しいことに対する解決策がA,B,Cの3種類あったとして、被験者がすべての選択肢についてはあらかじめ
知っていたとします。
でもどれを選んでいいか分からない。そのままでは前に進めない。
例えば金を貸している相手に対して、「取り立てる」「踏み倒される」「少しずつ返してもらう」の選択肢は知っていても、
どれを選んでいいのか分からない。
そういうときにタロット占いをして、訓示を訊くと、背中を押されたような感じがして一歩前に踏み出せます。
そういう効果がある占いなんだと思います。
いや、タロット占い以外の占いもそういうもんなのかも知れんけど。この本しか読んでないので。
別のケースとして、B,C,の選択肢があることに気が付いていなくて、占い師によりB,Cの選択肢があることを教えても
らう、という場合。
新しい出会いが無いという人に、「こういう趣味や習い事を始めれば出会いがあるのでは?」とか「スポーツでも始めれ
ば?」とか「周りの人にとにかくどんどん紹介してもらえば?」
といったアドバイスを受けるような場合ですね。
そう考えると、占い師ってのは単なる予言者ということではなくて、宗教の教祖とカウンセラーを足して2で割ったような
存在なのかな、と思ったりします。
占いという神秘的なバックグラウンドを武器に、人生相談およびカウンセリングをする人というか。
先ほども書いたように、タロット占い師がそうなのか、占い師全体がそうなのか、あるいは著者だけがそうなのか知る
ところではありませんが。
タロット占い師にできるのは、ただあるがままにカードを読むこと。
答えを示すのではなく、そこにある状況を観て、少し先の選択肢と可能性を知ってもらうこと。
それが、占い師の自分が相談者に対してできることのすべてです。
考えたら細木数子も宗教者のようなカウンセラーだよね。押しつけがましい度はMAXだけど。
しかし占い師って、職業柄、人の悩みをたくさん吸収してきてるから、自分の身にどんななことが降りかかってもたくましく
生きていけそうな気がします。
どんな問題が発生しても、それはもう人の話を聞いて体験済みであり、即座に解決策が思い浮かぶっていうか。
彼もあの歳で人生を達観してるところがあるんじゃないかなぁ。
それとも人生は知れば知るほど底が見えない奥の深いものなのか。
堀江さんの「徹底抗戦」を読みました。

3年前の出来事ですか。どちらかというともっと前の出来事のように思っちゃいます。それだけこの間にいろんなことがあったということなんでしょうね。
2004年にオンザエッジがライブドアに社名変更してから2006年1月に家宅捜索が入るまで2年しか経ってないんですね。
その間にホリエモンは一躍超有名人になった訳ですから、その急成長ぶりが分かります。
強制捜査が入ったときは、「会社が何か悪いことをしていたんだろうな」と僕も思っていましたが、この本を読んで
ちょっと考え方が変わりました。もちろん当事者が著した本ですから、多少のバイアスがかかっているのは間違いないと思います。
それにしてもですね…国家の権力というのは恐ろしい。世の中に正義と悪があるのは、それ相応の理由があるからで、悪が悪と呼ばれるようになるのはやっぱり悪いことをしているからなんだ、という単純な話じゃないんですね。
正義に見えるようなものであっても、それは実は悪だったり、悪に見えるようでも、それは悪ではなかったり。
権力がある機関や、人々にとっては、利権とかプライドとか保身とか、そういう別の理由でいくらでも正義や悪はでっちあげられるんだなってことです。
昨今の経済事件の重罰化の流れは、検察OBに対して企業のコンプライアンス(法令順守)特需をもたらし、多くの企業は多額の報酬を払って検察OBを受け入れるようになった(顧問などで)。
一種の天下りのようなものだ。警察がパチンコ業界の自主規制団体みたいなものに天下りしているのと同じ構図だろう。
ただ検察庁の場合は、警察よりもタチが悪い。なぜなら検察官は捜査権限と基礎権限の両方を持つからである。その検察が経済事件に本格的に首を突っ込んできたというのは、警察がパチンコ業界を財布代わりにしているように、企業全体を財布にしようと考えていることに等しい。
細かく見ていけば、不正をしていない企業などは、ほんのわずかだ。氷山の一角という言葉をご存じだろう。一罰百戒という言葉もご存じだろう。不正を見逃すも見逃さないも、起訴をするもしないも、操作をするもしないも、検察庁の胸先三寸。
各地方検察庁には、特捜部や特別刑事部と呼ばれる検察庁内部の捜査機関が置かれている。本書で何度も指摘してきたが、これは、恐ろしい機関だ。
検察庁は起訴できる唯一の機関である上に、捜査権限も持っているからっだ。つまり検察庁は、捜査、逮捕、起訴までできる、国内唯一の機関なのである。操作、逮捕、起訴を同時にできるということは、自分たちが捜査した事件は、面子にかけて起訴してしまう可能性が高いということだ。
粉飾決算は罪だけど、他の事例と比べてみても実刑判決が出たライブドア事件の判決は行きすぎなんだと思います。
「気に入らないから潰す」ということが平気で出来てしまう。バカを見ないためには目立ちすぎないことです。
あまり関係ないけど、その後称号変更された「ライブドアホールディングス(LDH)」と「ライブドア」は厳密には別物か。
多額の和解金や、株主配当をしているのはLDHのほうなんですね。
LDHの最近の決算報告を見ると、和解金に300億円以上計上されており、さらに6月に発表された配当は総額680億円。赤字でありながらそれだけの資産があることに驚きです。
このブログで、「堀江被告が虚業といわれながら築いてきたものの大きさを感じます。」とありますが、ほんとにその通りだと思います。
著書に戻って、堀江さんは今のライブドアについてこう述べています。
我々旧経営陣の時の遺産で、ライブドアは2007年9月期には100億円を超える利益剰余金を計上するに至っている。これは我々が企業価値を上げ続けてきた証左である。あれだけの風評被害を受けながらも、利益剰余金を確保できるというのは、驚嘆すべきことと言える。
しかしながら、現経営陣は企業価値を上げる努力をしているとは言い難い。世間からのバッシングを恐れるあまり、コンプライアンス重視を逃げ口上にして何もアクションを起こさないでいるだけである。
何もしなければ法を犯すこともないだろう。何もしないで給料さえ貰っていれば一番安全なのだ。何もせずとも潤沢な現預金がある会社だ。このまま細く長くやっていけば100年経ってもつぶれないだろう。
金利で給料が払えるくらいだ。
今の社長さんも若いですもんねぇ。僕と歳が変わらないくらい。今のライブドアはファイナンス部門が縮小して純粋なIT企業になってきてるんだと思うんですが、そのIT分野でまたgoogleみたいにあっと言わせるようなことをして返り咲いて欲しいですね。
脱「ひとり勝ち」文明論を読みました。

将来を悲観しないで新しい技術に目を向け、世界を良くしていこう!と呼びかける本です。
新しい技術、その一つに「太陽電池」があります。
太陽電池は、僕はだんだん普及している感じはしていましたが、著者は「もっとアグレッシブに普及させないといけない」と言います。
日本は、それを先駆けて研究開発してきた国であり、世界をリードするべき立場にあるからです。
今はコスト的にまだ割高ですが、大量生産すればすぐにその問題は解決するそうです。
いま日本は、新しい文明の主導的位置に立つ可能性と、そこから落っこちてしまう可能性の、その両方の道へと分かれ行く岐路に立っているのです。
太陽電池の効果は、「地球の地表面積の1.5パーセント」に太陽電池パネルを貼れば、世界中の70億人が「アメリカ人と同じくらいの裕福なエネルギーを使えるようになる」というものです。
世界の70億人が、平等に、「アメリカ人と同じくらいの裕福なエネルギーを使えるようになる」という世界の実現は、世界で最も問題になっている「貧困」がなくなる、ということでもあります。
この20年間で、どの発電が最も効果的なのかは、もうはっきり、太陽電池なんだ、と判明しています。
だから、生き残るための技術を早めに選択して、決心して、そこに国をあげて全力投球をする。
それをすることこそ、脱「ひとり勝ち」文明の実現にいちばん近くなるのです。
このように、太陽電池の普及は、「貧困」をなくしてくれるものと説明しています。
現在は、石油などの化石燃料を先進国が優先的に使い、発展途上国との貧富の差が生まれる原因になっていますが、太陽電池はどの場所にも平等に与えられるエネルギーであり、しかも枯渇しない。
その普及を、日本が担うべきということです。
ですので、そのような話を、研究現場から、早めに言っておきたいと思っているのが本書なのです。
「変われない理由もわかりますし、その事情ももっともですけど、そろそろ、変わったほうがいいですよ」
本書のメッセージは単純に言ったらこの一点なんですね。
そして、話は著者の専門分野である「電気自動車」へ。
この電気自動車エリーカがすごい。
・東京から名古屋までの300キロを300円ほどのコストで移動できる
・ポルシェを上回る加速性能で、時速400キロ出せる
・モーターを車輪の中に埋め込むので、車内の空間が広い
・タイヤを8輪にすることで快適性を追求
それでいて、自動車が出す二酸化炭素の排出をゼロにできるのですから、夢のような車です。
その自動車も予算さえつけば、研究開発が活発になり大量生産に向けて加速できる、そして今の二酸化炭素排出問題など一気に解決できます。
確かに、今ある生活を切り詰めて、エコに血眼になるよりも、一発おおきなイノベーションをかまして、二酸化炭素の問題なんて一気に解決できる方が
いいように思います。
そのためには世論の高まりが重要だと説いています。
今の技術を効率化するのではなく、イノベーションの先に未来がある。夢を語る科学技術者の前向きな本でした。モチベーションをあげるのにもいい本だと思います。